表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

212/375

六層45 性根

「どういうことだ?」


「ここでは祈りを捧げるとクマたちが出てきて必ず呪いをかけるように出来ているんです。だからーー」


「願いを叶うと信じて祈りを捧げた奴らは皆一様に呪われですしまったてわけか。お前がそう仕向けたのか?」


「ええ、呪われていない人間たちを見ているととてもイライラしますもの。ちょうど不治の病から吸血鬼の呪いをかけられることで生還したフラットという奇跡を演出する例も出せましたし」


 性根が腐ってるなこいつ。

 清々しいほどに自己中心的だ。


「あなたたちもヴァンプが願いを叶える様を見て、職業病もセットでもらえるて聞いてもちろん願ったんでしょう」


 どうやらこいつの企みのなかには俺たちも呪いにかかることも織り込まれていたようだ。

 こいつがえらく星が願いを叶える設定を難しくしたせいで誰も祈ってねえよ。


「いや願ってねえよ」


「!?」


 シスター場合俺たちの顔を驚いた顔で凝視する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ