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六層9 蘇生

 フロアミッションが提示されたが相変わらず荒唐無稽だ。

 しかも今回は呪いという不気味なワードまで含まれている。

 この層は珍しくモンスターも出ないし、安全かと思ったがその逆で一番危ないパターンなのかもしれない。

 即死の呪いを刻む必要があるというパターンじゃないことを祈るしかない。


「ちょうどいいですね。ユースケスさん、あの時『命を懸ける』て言った約束を三つ目のフロアミッション『呪いを刻め』の時に果たしてくれますか」


「あの時の約束……」


 最悪のタイミングで前の層の約束を引き出してきたなコイツ。

 問われたら吸血鬼の命を懸けてたんだとか言って誤魔化すつもりだったのに、条件づけられては逃れようがない。


「なんの約束か知らないけどこんなに『リバイバル』があるなら蘇生くらいできそうだし罰にならないわよ。もっと確実なものにした方がいいわよ」


 俺が返事に窮しているとあまりうれしくないアドバイスをエリアがアイリッシュに送る。

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