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二層⑦ 助太刀のお返し

ハンドレッドエイプに矢を飛ばすと背後ということも在り、避けられることもなくきれいに背中を貫く。

 すると俺の背後から光の剣的な何かが出てきて、若者たちの周りにいる猿たちを一掃した。


 誰がやったんだと思い後ろを振り返ると、光の剣を周りに携えたアイリッシュがいた。


「お前それギガンテスの時使えよ……」


「フン、あんな雑魚に使うまでもない」


(陽の光がないと使えないんですこれ……)


 なぜだろう、奴の言っていることの理は通っているというのに解せない。


「あんたら助かったよ、ありがとう」


 俺がなんとも言えない気持ちで光の剣を見ていると若者の一人が話しかけてきた。


「俺たちは迷宮都市ジゼルのもんなんだが、あんたらに礼がしたいんだ。いっしょに着いていてくれないか」


「ああ、ちょうど迷宮都市に行こうと思ってたんだ。願ったり叶ったりだよ」

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