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五層18 日光


靄からの襲撃のあと、寝るわけにもいかんのでとりあえず周りの連中を全員叩き起こした。


緊急事態だというのに無駄に優雅な雰囲気を醸し出す内装になんともいえない気持ちになりつつも今先あった件について切り出す。


「夜中にイルマスから報告のあった靄が俺たちに襲い掛かってきた。アイリッシュと俺で応対したが撃退するだけで倒すまでには至らなかった」


「一応真っ二つに裂きはしましたが、吸血鬼で再生力が高くあまりそちらは期待しない方がいいです」


「真っ二つに切られても平気て相当に力が強ようそうな個体ね」


報告を済ますとミカエルがそう件の吸血鬼についての所感を述べた。


「相当に強いて例えばどんくらいだ」


「二層のボスザル10匹分くらいじゃない多分」


「俺が単独で挑んだら捻り潰されるな,やってられん」


ボスザルでもかなりギリギリだったのにそれの10匹分どんな小細工を使っても敵うレベルではない。


「そう重く考えんでも吸血鬼なんぞ、太陽の光を浴びせれば一発ぜよ。たとえ死なんでも大幅に弱体化するからな」


「ほう、あれって都市伝説のようなものじゃなかったんですね」


りっちゃんがそうこちらに助言を入れるとイルマスが意外そうな声を上げた。


「確かに吸血鬼ならば太陽の光さえ当てれば」


「確かにどうやって拘束するかって言う課題があるが」


リッチャンの言葉にファイルとグラシオまで同調し始めた。

与太話かと思ったが日光の光はかなり有効らしい。

フロアミッションにもそれ関連のミッションがあったし、実行するだけの価値はあるだろう。



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