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五層① 太陽



転移陣の向こう側には大きな太陽とクリーム色の砂漠が広がっていた。


「途中でオアシスがなきゃ、干からびて死ぬな」


「干からびてもあたしが引きずって迷宮都市まで連れててあげるわよ」


「連れててもただのミイラだし、そん時は置いててくれ」


ミカエルの根性論にマジレスしていると光の絨毯のようなものがこちらに落りてきた。

そういえばアイリッシュは太陽がある時は光で物を形成できたな。


「アイリッシュ助かったぞ! これでひと飛びだな!」


「いえいえ」


それを興味深そうに見ていたグラシオが感謝の念を述べると僅かに青味がかかった顔でアイリッシュが答えた。


少し調子が悪そうに見える。

加護が減っているのかもしれない。


いろいろとトラブル続きでアイリッシュの加護まで手が回らなかったからな。


ここで重点的にやって加護を補給しないといけなさそうだ。




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