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魔王の娘は世間知らずっ!  作者: 綾鷹ひぐ
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第9話 4ヶ月ぶりのおはようっ!

第9話 4ヶ月ぶりのおはようっ!


「ユウ、おはよう」


「おはよう。とても気持ちのいい朝だな」


 美少女2人に朝の挨拶をされるなんてシチュエーションには流石のユウも目頭を熱くしていた。もちろん悪い意味で。


「おはようじゃねーよ。もう何日経ってると思ってんだよ!かれこれ4ヶ月たったぞ!」


「まだ、4ヶ月じゃん。2年後にシャボンディー諸島で待ちあわせてるから」


「お前はどこの海賊だ」


 4ヶ月ぶりに殴りたくなった。しかし、今はもう1人の常識人がいる。そいつが常識に満ち溢れた回答を返してくれるのを期待して聞いてみる。


「スン、お前は何でこんなに寝てたんだ?」


「私は日暮熟睡男的なキャラ設定だと思ってから4年は寝るつもりだったぞ?」


 斜め上どころか真上にいく回答が返ってきた。4年に1度の更新速度なんて誰も読まないわ。


「もう、こち亀終わってるから!」


「本当にっ?」


「本当かっ!?」


 2人はハモったあとに絶句していた。


「私達が寝てる間に、世界がこんなに変わってるなんて・・・」


「全くだ、今まで何のために戦ってきたんだっ!」


「お前らの世界小さいな」


 確かに大事件だけどな。俺も終わらないと思ってたよ。


「最後の記憶はPPAPだった」


 古いな。


「私は今でしょ!だな!」


 もっと古いわ。


「そんなにお前ら寝てないだろ、今は拳で!がバズり終わったぐらいで、ってんなことはどうでもいんだよ!お前らが寝てる間に魔王が世界征服し終わってるかもしれないぞ」


「大丈夫、向こうも寝てるって設定だから」


なんて都合のいい世界なんでしょうか。設定とか言い出しちゃったし。


「寝る?書くの疲れたでしょ」


「いや、頑張らせていただきます」


 確かに久々で疲れたが、これ以上寝られると2度と書かなくなると思ったので頑張ることにする。ちなみに、あのあと。スンが普通にご飯をご馳走してくれた。スンの料理の腕はかなりのものでリーリエは直ぐにスンに懐いた。そして普通に別々にお風呂に入り、普通に部屋をしきって寝た。普通でしょ?


「このあとどうするだ?世界を救うんだろう!?」


「そうだよ、私達には魔王を倒す義務がある」


 今までになく真剣な顔で聞いてくる、よくぬけぬけと言えるなこいつら。


「とりあえず、本当にこの間に何もなかったかと、情報収集を含めて集会所にでも行くか」


 2人はこれを了承した。集会所に向かう道中、前を歩く2人を見て凹むユウ。まともだと思っていたスンがリーリエに張るほどぶっ飛んでいてこの先の冒険に嫌気がさしため息が止まらない。対照的に、前を歩く2人は意気揚々と力強い歩みを続けて行くのであった。

更新がエグいほど遅れましたw

もし今でも待っている人いたら嬉しいです!

久々なので短いですがこれからは『早く』『長く』を目指していきます!

これからもよろしくお願いします!

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