後書き
これは別に読まなくても大丈夫です。
これにて虚空の檻は完ですね。
いつも通りに何も考えないで書いたので、書く時間にむらが出来てしまう癖が直りません。
ついでに後々になってここはああしとけば良かったって思った所もたくさんありました。
何かケータイで編集やってたらたまに行間がおかしくなってたり、文章がまるまる消えてたりしたので大変でした。疲れました(笑)
自分で言うのもあれですが、文章もあまりよろしくなかった…!
取り敢えず終われて良かった感じはします。
虚空の檻を書こうと思ったきっかけは前にやったゲームに瀕死で能力が上がるスキル的なものがあったんですけどそれがバグで生き返っても効果が続いていた、ってのと一時かなり流行ったVRMMO書きたいなーと前々から思ってたので書いた所存です。
実は色々なルートとエンディングがあったんです。
大輝達がラスボスの時に一緒に戦っていれば、ゲームの中で戦い続ける兄を楽にしてあげる為に兄を抜いた昔のパーティーで挑み、数回ほど戦った後に優芽が止めをさして、抱かれながら消滅※1。
最期に主人公は大切な何かに気付く。ってのが一つ。
トゥルーエンドのその2でした。
もう一個は主人公はそもそも死んでなくて、意識だけが未だにゲームの中に存在しているという設定で、所謂植物人間になった主人公を助ける為に関係した人達と戦うというもの。
主人公は無事に生き返る。
これは完全にハッピーエンドです。
バッドエンドは妹が病んでテイマーになって捕まえた兄を飼うというものです。
サービスが終了して自殺します。
ガラスのユメ系の話は優芽の願望的な夢です。
ついでにカタカナで書かれた所がそれです。
ガラスってのは綺麗でそして壊れやすいという意味を込めてます。
この話を入れたのは、主人公が実はなくした記憶を思い出せるのではないか、とそう思わせたかったのです。
主人公は忘れていたのではなく、壊れて欠けていたと言った方が正しいです。
だから記憶が戻るとは考えませんでした。
ここで作者はちょっと失敗しました。
掲示板で守(優芽)が女と二回も書いちゃったのです。
うっかりでした。
まだ色々ありますが、最後に主人公のことでこの後書きを終わらせたいです。
主人公はラスボスを倒した時にスキルは継続されていました。
ですが、ゲームの中の生きているプレイヤーが全員生還していく中で主人公は判定で死んでいるので生還できませんでした。
しかもファンタジスタは完全に凍結させられた為に主人公はラスボスの部屋でただ一人になりました。
残っているデータを神邑さんが手に入れ、面白く思った彼はモンスターのデータを埋め込みました。
そして出来上がったのが、プレイヤーとモンスターのデータを持つ壊れたモンスターでした。
M42Bはただ単にミスト迷宮、42種類目、ボスです。
ここまで見てくださった皆さん、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
※1主人公の最後は特別演出としてじわじわ消えていく上に機械的な思考パターンが解除されます。
全部消える前に倒すことで刀等のアイテムが得られるという設定。
神邑さんの狙い的には生きている様な彼を殺させることで本当の生死をかけた戦いを再現しようとしたって感じです。
(………)はパターンの修正(強制)ですが、はじめのうちは修正出来てなかったです。
書き忘れ!
作者のうっかりが再発しました。
優芽のことです。
優芽は何も出来なかったと言ってますが、死に掛けていた女性を回復させました。
彼女は例の女性で、彼女が死んでいた場合は真実が全て闇の中に消えます。
神邑さんの考えていたイベントが追加されて、プレイヤーはそれを何だかリアルだと言いながらプレイしていく形になりました。




