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episode?:お久しぶりです、また会う日まで
幽霊は消えた
少女は生きた
それなら少女の環境は変わったか?
答えは否、だ
幽霊はいない
結局あれは空想上のもので
少女はきっとどうせまた死ねないのだろう
あの時綺麗に死んでればよかったのにね
きっかけを失った少女は中途半端なままいきている
幸せなんて感じられることはない
所詮まやかしなのだと思ってしまうから
不幸ではない
幸福ではある
ただ、気力がないだけ
それだけで死ぬ理由には事足りる
少女が変われば親は変わるだろうか?
そんなはずはない、人は結局根っこは変わらない
どうせまた同じこと
この小説のオチはきっとそうなるから、僕は少女の話を完結させるつもりはない
少女の話が完結するのは僕が死ぬ決意をしてそれを実行できる日だろう
皆さん初めましての方は初めまして。
お久しぶりの方お久しぶりです。
作者の夜月と言います。
この作品は唐突に思い出して作ったのですが、私の中でもかなりのお気に入りとなっております。
楽しんで読んで頂けていたら幸いです。
このお話は一応、ここで終わります。
けれども作中にあるように、少女の人生はまだもう少し続くのでしょう。
皆さんの心の中で、少女の行く末を想像して下さると嬉しいです。
それではまた、違う作品でお会いできる日を楽しみにしています!




