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もしも前田日明、高田延彦、武藤敬司、橋本真也、蝶野正洋みんな残っていたら

 さて、ここでクイズです。

藤波辰巳 前田日明  対 ジャンボ鶴田 長州力 この試合では、負けを引き受けるのは果たして誰でしょうか?

 これは1986年の試合であります。


 答えは、藤波辰巳。

 え、と思われる方もあると思います。

 実は、この時のシン・ニチの現場監督が藤波辰巳。現場監督は、実はマッチメーク、というのは誰と誰が試合をするのか決める人のことだ。

 その試合を決めるとは、プロレスでは誰が負けるのかを決めることでもある。

 もし長州が現場監督だとしたら、負けるのは前田日明だったかも知れない。それはそれで後に何かしらの遺恨試合が発生していたかもしれないが。

 それから、前田日明は初めは前田明だった。日明は、彼が韓国籍だったことの影響だろうが。荒っぽいプロレスで名を馳せる男だが、日明とわざと名乗るのは、やはり太宰治を読むような感性だと思われる。

 現場監督というのは、オブラートに包んだような言葉だ。つまりは一般の人が喜んで言うところの八百長である。しかし、それがなければ毎回、毎回観て楽しめるような試合は生まれないのである。

 プロレスを八百長と蔑んで。ボクシングは、たまに世界戦しか観ないのに「これが本物だよ」と言っている人達がテレビのプロレスを観て「面白く見せてんだ」と言う。

いや、その通りです。面白く観てもらうために、とにかく現場監督が頭をひねっている。

藤波辰巳は、相手の技をとにかく技を受け止めるように、自分が負ける役を引き受けるのだった。


ところで、この試合は、ニューヨークで行われた。マジソン・スクエア・ガーデン、!

何故か。

これは、シン・ニチのIWGP構想であるからだ。

しかも、この試合のメインは、アントニオ猪木、対、ジャイアント馬場。

何故か?

それについては、IWGP構想を、第一回の台湾大会から改めてたどって説明していかなければならないであろう。

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