チェックメイト(200文字小説)
「こ・れ・で、チェックメイトよ!」
焦る彼にニヤリとしながらルークを取り、そこにクイーンをそっと置く。
「うわっ! マジかよ! なんか最近お前強くなってないか?」
「さぁねー。練習はしてるよ。私1人じゃないし」
「誰だよ相手は?」
「ふっふっふ、どうしようかなぁ?」
嫉妬したのか不機嫌な表情になった彼に吹き出すのを我慢。
「ここに居るよ」
「ま、まさか……」
お腹を指差した私にあ然とする彼。
――こっちもチェックメイト!
「こ・れ・で、チェックメイトよ!」
焦る彼にニヤリとしながらルークを取り、そこにクイーンをそっと置く。
「うわっ! マジかよ! なんか最近お前強くなってないか?」
「さぁねー。練習はしてるよ。私1人じゃないし」
「誰だよ相手は?」
「ふっふっふ、どうしようかなぁ?」
嫉妬したのか不機嫌な表情になった彼に吹き出すのを我慢。
「ここに居るよ」
「ま、まさか……」
お腹を指差した私にあ然とする彼。
――こっちもチェックメイト!