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第12章の詩
◯「叶わない」
空の色を見ている時に、書きたくなって書いた詩。
そのままの色合いを保ってほしいと思っても、そんなことお構いなしに夜がやってくる。括弧の内に書いたのは、決定的にしたくないからかもしれない。
◯「春に吹く」
夜桜を見に行った時のことを思い出しながら書いた詩。
夜闇の中で見る桜は、昼間よりも美しく感じる。わずかに輝いている気さえする。
◯「ねがいごと:夜」
ひねくれた思考の時に書いたと思われるだろう詩。
■を使ったのは、おそらく塗り潰したかったんだろう。色んなものを当てはめていただいて構わない。。
◯「浮かれ心地」
浮かれた気持ちで書いた詩。
映画『パプリカ』のパレードシーンが、頭に浮かんでいたと思う。
◯「一番星と数多の星々」
一番について考えていた時に書いた詩。
星は、人に変えてもいい。その場合、誰かを励ますような詩になる。だからこそ、これを詩集の最後にした。
おわり