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sikai  作者: 半信半疑
第9章 生命減退期
34/57

2 過ぎゆく白

 手袋つけて。

 耳当てもつけて。

 マフラーを巻いて。

 そうしないと、

 白は見送れない。

「冷たさに溺れる」


 寒さの吐息

 しびれる脳

 神経は凍てつく

 このまま、このまま

 不可思議な音

 きしみ?

 中から現れるは

 真っ黒な塊

 元は何色だったか?

 思い出せないほどの

 暗闇

 果てしなく刻まれる時の重み

 耐え切れずにつぶれた



「さむいひには」


 かじかむゆびを

 ひっしにはわせる。

 さむいさむい、

 ここはさむい。

 いますぐあたためておくれ。

 こごえてしまわないように。



「くもり空の日」


 くもり空がゆっくりと

 視界の隅々に広がっていく。

 灰色漂う天上が、

 裂け目からおちていく陽の光が、

 からまって、

 とけあって、

 きらめく。

 にぶい灰色がやさしい色に思えた、

 くもり空のきまぐれ。


◇『明かない』より

「冷たさに溺れる」


◇『白冬寒』より

「さむいひには」


◇『冬の寒い日のこと』より

「くもり空の日」



 前書きについて気になったこと。

 手袋は、

「つける」「はめる」「する」みたいに、

 色々あるよね。

-追記日 2019/01/24

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