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sikai  作者: 半信半疑
第6章 個人的恋愛表現
24/57

3 赤色の感情

 赤く染まった感情は、

 ふれると溶けてしまいそうで。

 でも、

 あなたとなら。

 そう、思うの。

「むくな愛」


 愛を知ったモノは

 無敵

 そこから全てが色づいて

 何もかもが祝福してくれているようで

 世の中の全てを受け止める余裕があって

 何かを変える力が宿る

 嘘じゃないよ、本当なの

 夢見てるって思われるかもしれない

 けれど

 それさえも受け止めるんだ

 盲目的かもしれない

 危険なのかもしれない

 正しくないのかもしれない

 けれど

 理不尽にだって立ち向かえるの

 本当よ

 ママも言っていたもの



「もっと見て」


 もっと見て。

 私の方を見て。

 ありふれた顔、

 コンプレックスだけど、

 もっと見て。

 私だけを見て、とは

 言わないけれど、

 もっと見てほしいの。

 この感情があなたに

 受け入れられるかどうか。

 こわいし、目を背けたい。

 けど、

 お願いだから、今は、

 もっと私を見て。



「恋する乙女は無敵です」


 好きです好きです

 大好きです

 あなたが私を好きでなくても、

 私はあなたが大好きです

 恋する乙女は無敵なのです

 あなたのことを考えるだけで

 それだけで幸せになれるのです

 ありがとう、

 大好きです


◇『愛の解釈』より

「むくな愛」


◇『恋患い』より

「もっと見て」

「恋する乙女は無敵です」


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