はじめに
読み飛ばし可能です。
が、読んでいただけると嬉しいです。
<はじめに>
簡潔に書くと、この作品は、自選の詩と新たに書いた詩で構成される詩集です。
もう少し詳しく書くと、この作品は投稿した二つの詩集『詩集:si』『詩集:siki』の中から選んだ詩と、テーマに合う形で新しく書いた詩を収録した詩集です。
選詩の基準は、二つあります。
第一に、私が気に入っているもの。
第二に、他者に受け入れられやすいと思うもの。
さきほど書いた二作品を、既に読んでくださったことがある方はお分かりだと思いますが、内容が暗すぎる詩や愚痴に近すぎる詩を書くことがある作者です。気に入っているだけではキツイものがあるなと思ったので、二つの基準を設けました。新たに書いた詩も同様です。
とはいえ、「どうしてもこれは入れたい」という詩も中にはありますので、お読みになる皆さんを突き放すような詩も収録します。従順なだけでは面白味がないし、「どうしてそんなことを書くのか」といった驚きもないでしょう。
つまり、この詩集は、躾けられた犬のような従順さと、野良猫のような気まぐれが同居しているのです。ご注意ください。
前置きは以上です。
これからお読みになる私の詩の中に、皆さまの心に響くものがあれば幸いです。