5 二次試験開幕
すいません、かなり短いです…
多分そんなにかからず次話出せると思いますのでちょっと待ってくださいm(_ _)m
あれから二日たって、ようやく少しは頭が回るようになってきた頃、前に神様が言っていた通り、また集められた私たち―また人数が減って213名になってしまっていた―は二次試験に送り出された。
前と違うのは、一人きりであることと、
「冗談じゃない、どうしろっていうのよ…」
身体能力が生前の物に戻されているということだった。
また転送されてから、神様に、
『あ、今回からは身体能力は元の物に戻したからね~。もう多分大丈夫でしょ!』
などと言われてたっぷり5秒は絶句しましたよ、ええ。
しかも、前回と一緒で今回もまた森の中。身体能力戻しておきながら環境はほぼ一緒ってなにこれいじめ?
ただ、いつまでも突っ立ていて前回の3人の二の舞はごめんだ。それだけはいやだったから諦めて今回のお題?を確認することにした。
『今回のお題?まあ前回とほとんど変わらないよ。この森の奥にまた小屋があるからそこにいる人を殺すだけ』
また殺さなくてはいけないらしい。ああ、でもまたあれをするのはもう
『でもやらなきゃ死んじゃうよ?ここにいたら虫やら獣やらの餌食だし、それを避けても、三日たったら見込みなしで打ち切るからね』
それは、嫌だ。
どうしても、どうしても死にたくなかったからあのお婆さんも殺したのに、ここで死ぬなんてぜったい、ああでもまたころすならあんなかんかくをまた、それもいやだ、こわくてさむくてわけがわからなくなっていくようなあのかんかくはにどとあじわいたくなくてでもそうしないと『それにそろそろ―』しんでしまうからやらなくてはいけないのにでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでも『ドスッ』でm?
「う、あ、ああぁあぁぁぁぁあぁぁあっっっ!?」
痛い痛い痛い痛い!なにかが肩に刺さって、それがいたくてもう訳が分からなくなって恥も外聞もなく泣き叫ぶ。
『ほらきた。前回と違って今回は相手も危ないよ?』
神様が何か言ってるけどなにをいっているかがわからない今はただかたのあたりが痛くていたくて何もわからない。だから
「ああああぁぁぁっ!痛い痛いいたい!なんで、なにが―『ガッ』あ」
そもそも何がどうして肩に刺さったのかも分からないまま、突然の衝撃にあっさり意識を失った。