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真祖の森  作者: Lika
1章 
3/53

美人と幽霊と童顔と

 突然ですが、幽霊と一緒の部屋に住むことになった私……橘 茜、25歳 職業、探偵派遣会社の事務です。

 あの幽霊、ルイさんとの衝撃的な出会いを果たし、シアさんに抱き付いたまま一緒に寝てしまった……


私は小学生か……と思いつつも状況が状況だけに仕方ない……と自分を納得させる。


一緒のベットで寝てるシアさんを起こさない用、そっとトイレに……いや、誰か入ってる……


ルイさん……幽霊が入ってるんだろうか……こういう時ノックすればいいんだろうか……いや、まて、幽霊って用足すのか?! と思っていると


「もういいですよ……お待たせしました……」


ジャー……という水を流す音と同時に声がする。


お、おちつけ……おちつくのだ……シアさんや団長は普通に接していたではないか……この幽霊は安全だ……タブン……テレビから出てきて殺されることなんてないんだ、落ち着くんだ……


「ル、ルイさん……おはようございます……」


と、誰も居ない空中に話しかけてみる。


「おはよう……」


とだけ帰ってきて……なんか凄いと思ってしまう……幽霊とこんなハッキリとコミュニケーションできるとは……何気に凄い事なのでは……


そのまま用を足して歯を磨いて洗顔して……どきどきしながら3面鏡を開く、すると案の定ルイさんが普通に洗面台で歯を磨いてる姿が映る……


「むむ……足は……あるな……というか見た目普通の人間に見える……ぁ、ちゃんと水だして口ゆすぐんだ……」


とブツブツと実況しつつ……ルイさんがこっちに向かってくる


「堪能した……?」


あ、なんかすいません……


「お化粧……するの? 私にもしてほしいな……」


さ、触れるのかな……


「そっか……私に触れないと無理なんだ……」


あぁ、なんか泣きそう……でも化粧道具を貸すことくらいは出来るのでは……歯磨いてたし……


「あ、あの、良かったら私の使ってもらっていいんで、お化粧してみますか?」


なんか鏡越しで見ると結構可愛い……というか良く見ると高校生くらいに見える……


「いいの……? 最初は……どうすれば……」


「ぁ、洗顔しました? まずは洗顔して……」


「ずーるーい!!!」


と、いつの間にか起きて抱き付いてくる美人ことシア


「私もまだルイちゃんにお化粧教えたりとかしてないのに~、抜け駆けだぞ~」


いいながら頬をつつかれる……


「ぁ、いえ……じゃあシアさんも一緒に……私もシアさんの見てみたいです……」


スッピンでも全然いけそうな美人だが……


「じゃぁー、ルイちゃん……まずはお風呂だ! ほら茜ちゃんも~」


といいながら引きずらる……





んで


「ちょ……どこ触ってるんですか?!」


「いいじゃんー」


「シアさん……変態……」


「いったなー? ルイちゃんも触っちゃお~」


さわれるのか、この美人……というか鏡越しでしか私何してんのか分かんないけど……


そんなこんなで女3人の贅沢な朝風呂は終わり……


3人で3面鏡の前へ


「さーて、まずはルイちゃんから変身させちゃうぞ~」


後ろから鏡を見ながらルイさん(幽霊)にメイクするシアさんのテクを眺める


ふむ……なかなか……流石美人なだけあるな……?


「えーっと……茜ちゃんマスカラ借りるね~」


「ぁ、どうぞ……」


みるみる内に幽霊が美人になっていく……というかホントにメイク出来るんだ……っぱねえ……


「はい、できあがり~」


なんというか……元々可愛い幽霊ではあったけど……メイクするとアイドル風の幽霊に……


「じゃあ次、茜ちゃんおいで~」


ま、マジッスカ……私もやって貰えるんだ……

ちょっとドキドキしつつ3面鏡の前に座り……ルイさんが後ろから覗き込んでる……なんか慣れるとそんなに驚かないな……昨日叫んだ自分が不思議なくらい……


「茜ちゃんは結構童顔だからー」


聞き捨てならぬ! でも言い返せない……


「ナチュナルメイクで……」


うお……なんか顔面マッサージされてるみたいに指で……ベースメイクが……ってそっからやってもらえるの?!


「ふおぁ……」


妙なうめき声を上げながら顔面マッサージされる……やばい……きもちい……眠くなってきた……


「あはは、茜ちゃん……なんか顔がリスみたいで可愛い~」


ち、ちがうむ……リスじゃないむ……


「ここがええのか~?」


妙なオッサン口調で顔のツボを刺激される……やばぃ、マジでやばい……


そのまま……





目が覚めたら夜でした。


「あれ……夢だったのかな……」


顔を触ってみる。きれいさっぱり……卵肌に……なんかパックされた?!


「おはよう……」


ルイさんが話しかけてくる、おそらく隣のベットから……


「ぁ、ぁの……ルイさん……私あのあと……寝ちゃいました?」


「寝ちゃって……そのままシアさんがパックしだして……」


やはりか


「私も……してもらった……」


ふむ……


「ルイさん……私こうしないと見れないから……」


鞄から手鏡を出して隣のベットに向ける、そのまま自分の顔を半分写しながらルイさんが居る方を……


「ぁ、二人共タマゴ肌ですね……」


「うん…………」


こうして私と幽霊のルイさんの間に友情が芽生えた?



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