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被害二 主人公とラスボスの関連性&しばしば宗教家がネット等で嫌われる理由

―前回より・総統室―


女は、部屋の奥の玉座っぽい椅子に座っていた。

長いブロンドを棚引かせ、白いワイシャツとロングスカートの上から黒い背広を羽織っていた。


「どう、博士?

世界中に散らばる我が同士達(・・・・・)とは連絡を取れた?」

『はい。全員予定時刻に出撃出来るとの事です。

それと、私の義子達の配備も既に整えました。襲撃準備は整っています』

「そう。それは何よりね…と、来客っぽい何かが来たようだわ」

『左様で』

電話を切る玄白と不二子。


その直後、総統室の入り口にそびえる巨大な扉が、轟音と共に大きく凹んだ。

凹みはより深くなり、穴が空くと共に回転する金属の円錐が顔を出した。


「(…兵器庫にあった巨大ドリルくすねて来たのかしら?)」


不二子はそんな予想をしたが、実を言うとその扉を突き破っていたのは融合してドリルに変身した鉄治と雅子であった。


一分後に扉は突破され、ぞろぞろと一行が中へ入ってくる。



「久し振りだな、不二子」

松葉は言った。

「久し振りね、手塚松葉」

不二子も言った。


日異連一行は驚きも何もしなかった。

松葉の過去は謎の部分が多いし、どうせこの男の事だ。何処かでホイホイとんでも無い事をやってきたのだろう。

しかし、次に不二子が発した言葉に、一同は度肝を抜かれる。


「全く、唯一無二の兄弟(・・)がまさか家出の末に家族を殺そうとするだなんて誰が予想出来るのかしら」






――――――何?



不二子と松葉が兄弟?家族?

そんな話聞いたことがない。というか聞いた途端にそれを真実だと考える事がそもそも馬鹿馬鹿しい。

しかし、そんな仲間達の思いなど知る由もなく松葉は不二子に言い返す。


「ケ、何が家族だ。

家族ってのは厳密に定義すると複雑なもんなんだよ。

一に、血の繋がりがあるか、それに匹敵する強い絆で結ばれていること。

二に、互いに協力し、認め合う同位体であること。

三に、多少の地位はあっても完全な主従関係ではないこと。

四に、何時も何処かでお互いを思い遣り、愛情を持ち続けること。

五に、適度なバランスの上に成り立っていること。


この内一つでも、お前と俺との間で寸分の狂い無く当て嵌まるモンが有るか?」

不二子は答えた。

「無いわ」

「清々しいほどストレートだな」

「私って嘘が下手なのよ。

どうせ貴方になんかすぐバレちゃってフックで殴られるわよ」

「だな」

「そこ認めるのね。自分が暴力男だって」

「俺もお前も、元々暴力のために産まれたんだろうが。

今更暴力男だ何だと言って何の意味がある?」

「そりゃそうだけど……ところで、今日は何でまたこのステッキーな船に大胆な入り方で遊びに来たわけ?」

場に全くそぐわない問いに、松葉は紳士的な答えを返す。

「あぁ…それな。

お前に頼みがあって来たんだよ」

「頼み?」

「そう、頼みだ」

松葉は腕を振りかぶって霧散化させ、遠隔攻撃の拳を不二子の顔面へ三発、それぞれ一言ずつ叫びながら放った。

「人禍解体しろ!

世界攻撃中止しろ!

ってかもうお前死ね!」

王座っぽい所に座っていた不二子は顔を連続で三発も殴られ、一時的にダウンしてしまう。

しかし幽かに残っている意識で、椅子の右手摺りに備わっているフタを開け、内蔵されているボタンを軽快に押して暗証番号を入力した。


床に穴が空き、中から修道士の様な格好をした集団が大勢飛び出してきた。

穴の修復がスムーズに行われた所を見て、穴を開けたのは恐らくルルイエだろう。

集団を修道服の色で分けると、それらは赤・青・白・黄・緑・銀・紫の六色で分類出来た。

またそれら各色のリーダーと思しき人物が着る黒い修道服は他の者と造りが違っていた。

集団全体のリーダー各と思しき黒い修道服を身に纏った男は暫く松葉一行を見渡していたが、ふとエヴァを睨み付けながら言った。


「…嘆かわしいことだな、ブラウン。

信仰を捨て悪魔に魂を嬉々として売り払うとは、エヴァ・キリストも所詮は形だけのようだな」

「一応洗礼を受けたカトリック信者の端くれである私に、貴方のような方が悪魔云々だなんてよく言えたものですね。ラッセル」

「愚か者。偽りのカトリックが何を抜かすか。

それに我々の行動は全て、偉大なる我等が天の父・エホバ様からのお言葉に従っているだけだ。

背教者の末裔である貴様に我らの教義へ口出しする権利があると思うな」

「何もかも偶像崇拝であるとして慈善募金にも献血にも協力しない。

国民に科せられた重要な義務である選挙参加さえ行わない。

進化論・地動説含む科学的理論や、芸術や武術などの異国文化を否定し、それどころか我が子を見殺しにするあなた方が神の御言葉に従っていると言うので―「黙れ!」


ラッセルはエヴァの言葉を遮った。

「異端者や異教徒共の行いなど、所詮只の偽善に過ぎぬ!

我らの国は神の王国のみだ!それ以外に我らの従うべき政府など存在しない!

科学理論や異国文化の否定?当然だ!異端の腐った考えや異国の汚れた文化に触れていたら身が腐る!

それに、武術だと?兵役拒否を絶対の信条とする我らにあんな野蛮で汚らわしい獣の術など必要ない!いいや、この世にすら必要ない!」

ここでラッセルの側に立っていた側近らしき白服が合いの手を入れる。

「素晴らしい!流石教祖様!剣を手にとる者など全て悪魔という言葉は真で御座いましたね!」

「その通りだヤノ!剣を持つ者は皆悪魔であり、天使は聖なる力で戦う!」

「ははは!そうで御座いますよねェ!判ったか汚れた悪魔d――ズギョッ!


白服の男・ヤノは真っ二つに切り裂かれていた。

薫である。彼女の居合いと高速移動によって、ヤノは切り裂かれたのだ。



「……黙って聞いていれば……言いたいように…。

…剣を手に取る者など全て悪魔…?

ならば某は悪魔だな……それは認めよう…某は今の今まで義のためにあらゆる命を奪ってきたのだからな……だが…だがだ……」


薫は声を荒げた。

「此処にいる某以外のッ!人禍に反逆する全ての御方を!

誰にでも優しくまた純真無垢な心を持つ恋歌殿を!

何時も挫けず勇敢で何時も真面目に生きる田宮を!

何事も深く考え全てを受け入れ受け止める香取を!

自我を殺しあらゆる困難な業務に徹する黒沢殿を!

どれ程過酷であっても笑顔を絶やさぬ大喜多殿を!

神の為に、誰かの為にと毎日生きるブラウン殿を!

何が有ろうとも忠誠心を忘れぬ妹尾姉妹の二人を!

某を広い心で理解し共に生きて下さった楠木殿を!

そして…

縛られていた某を優しく解放してくれた手塚殿を!


『汚れた悪魔』などと呼ぶのならッ!

某は一人でも貴様等を皆殺しにしてくれる!

例え悪魔と呼ばれようとも、例え国賊と呼ばれようとも、例え怪物の子を孕まされようとも、例え悪意ある言葉によって追い詰められよううとも、例え魔神に犯されようとも、例え世界が狂って見えるようになろうとも!

貴様等を皆殺しにするまで、某は死なぬ!

否、死してこの身が滅ぼうとも、その存在を世に留めてやる!

貴様等が苦痛と共に全滅する、その一瞬までな!」

叫ぶ薫を制止するのは、鉄治。


「おいおい村瀬、アツくなるなよ。お前らしくねぇだろうが。

それに相手は今時選民思想なんぞ信じ込んでる時代遅れの似非ユダヤ人気取りだろ?

選民思想なんぞ『童貞が許されるのは小学生まで』『マイナスイオンは体に良い』なんつう糞みてぇな思考回路と同レベルだっつーの!」

「『イジメは被害者のが悪い』とか『ゲーム脳理論』とかな!」

大志が付け足す。

「そうそう!そういうのと同レベルさ。

で、手前等に聞くが…さっきエヴァ姉さんがしてた質問の、『我が子を見殺しにする』ってくだりよ…俺もその件については良く知ってんだよな…。

ある病院に…怪我をしたガキが担ぎ込まれた…。

そのガキは御前等『天聖会』メンバーが産んだ奴だった…。

ガキは病院に連れてこられたんだから自分は助かると思ってた…だが、待てど暮らせど医者は来ねぇ…。

当然だよな。

親が『手ェ出すな』って、病院に念押してんだからよ。


ガキは今まで味わった事の無ぇ苦痛を味わった…苦痛からは次第に恐怖が産まれた……時間と共に吸水性ポリマー宜しく脹れ上がる、苦痛と恐怖。


耐えられなくなったガキは叫んだ…『お母さん!』」

鉄治は身体を変化させ、徐々に血まみれで泣いている子供へと姿を変えていく。

血まみれで涙を流す子供は、床に倒れ込み泣き叫んだ。


「お母さん!

お母さん!助けて!

痛い!

苦しい!

助けて!

僕死んじゃうの?

お医者さんは何処?

ねぇお母さん!お母さん!」


やがて子供の叫びは言葉にならなくなり、それさえも次第に弱くなっていき、遂に息絶えた。

その姿は余りにも悲痛だった。


しかしラッセルを始めとする『天聖会』メンバーは表情を変えず、寧ろ瀕死の子供を演じる鉄治の姿を嘲笑っていた。

銀の流体となり、元の姿に戻る鉄治にラッセルの側近らしきもう一人は言った。

「だからどうしたというの?

我々が我が子を見殺しにする非道な集団であると?

それがどうしたのよ!

私達は貴方達汚れた悪魔や異教徒や異端者共から見れば狂っているように見えても仕方ないわね!

何時だってそうよ。正しい道を歩む者は、周囲から弾圧されるものだわ。

貴方達から見て狂気にしか見えない私達の考え……貴方達からはさぞ忌まわしく見えるでしょうね。

でもそれは、聖なる私達が聖書の言葉から見出した『真の教義』なの!

寧ろその子供、幸運だったんじゃないかしら?

何せ愛情深い母親の御陰で、ろくでもないこの世の中で汚れ腐るより前に天国に行けたんだから!

その子は母親に、いえ私達に感謝すべきよ!

喜びながら涙を流し、土下座して私達を称えるべ――ゾゴッ!


銀色の 巨大な棘が 貫いた

神の名騙る 毒婦の頭    ―蠱毒成長中



鉄治は棘に変化させた腕を戻しつつ、笑いながら言った。

「駄目だコイツ等、話にならねぇ!」

「だなぁ!救い様無ぇつうか、救いたく無ぇ……うん、皆を代表して俺がどうにかする。

根絶は無理でも半分以上はどうにかなるだろ」

「何だよ。言ってくれれば行くぜ、俺ら?」

「良いんですかィ?命令してくれりゃあ俺がどうにかするってのに」

「アタシに命令してくれても良いわよ?」

「私が行きましょうか?」

「私らじゃ駄目ですかねー?」

「某が行くのは…駄目ですか?」

そんな戦闘的な仲間達の言葉に

「うん。いや何つうかさ、本能的に行きたくなったんだよ。

だから頼むわ。俺に殺らせてくれ」


両手を合わせて頼み込む松葉。

と、次の瞬間背後から何かが飛んできて松葉の背中に突き刺さった。

引き抜こうとするが、刺さった位置には何もなく、ただ穴だけが空いていた。


見れば、天聖会メンバーの一人が右手を此方に向けていた。

腕の上には光り輝くボウガンの様なものが装着されており、放たれたのが矢の様な者であることが予想できる。


「それが手前の能力か?」

矢を放った白い男は答えた。

「そうだ。

厳密に言えばこの『一矢』の能力は、我々全員が共通して持つものだ」

「共通して…か。

つまり全員武器も防具も全く同じ、見栄えのしねぇ個性アンチ集団って訳か。

人間じゃあるめぇし、ちったぁ個性って奴を尊重しろ」

「黙れ!我らの聖なる力に、悪魔如きが口出しするなど許されぬ事だ!

それに個性を否定しているという言葉も撤回して貰おうか!


一矢の能力によって放たれる矢は、何も先程貴様に突き刺さった一種類ではない。

我らはそれぞれ修道服の色により部隊が分かれており、色に応じて矢の属性も違う」


白服の男が黙ると、赤い集団のリーダーが大声で叫ぶ。

「我ら、紅き衣を纏う『火炎の使徒』!」

それに集団が続く。

『その矢、悪徳に染まり悪魔の巣くうソドムとゴモラを焼き払う神の炎也!』


続いて、青い集団のリーダーが大声で叫ぶ。

「我ら、蒼き衣を纏う『激流の使徒』!」

集団が続く。

『その矢、選ばれし者共を除く、この世の全てを押し流し浄化する津波也!』


更に、白い集団のリーダーが大声で叫ぶ。

「我ら、白き衣を纏う『燐光の使徒』!」

集団が続く。

『その矢、天の御国より降り注ぐ、悪しき者全てを討ち滅ぼす輝ける光也!』


黄色い集団のリーダーも続く。

「我ら、黄色の衣を纏う『雷鳴の使徒』!」

集団が続く。

『その矢、空の彼方より神罰のために全てを砕き焼き払う正義の雷也!』


お次は緑の集団のリーダーである。

「我ら、翠の衣を纏う『烈風の使徒』!」

集団が続く。

『その矢、愚かなる人間共の慢心を表すバベルの塔を打ち崩す辻風也!』


続くのは銀の集団のリーダー。

「我ら、白銀の衣を纏う『聖剣の使徒』!」

集団が続く。

『その矢、欲へ魂を売り渡した愚者共を神の暗示に従い切り裂く剣也!』


更に紫の集団のリーダーも叫ぶ。

「我ら、紫の衣を纏う『罪悪の使徒』!」

集団が続く。

『その矢、罪深き者達の道を妨げ地獄の悪鬼を突き殺す罪深き茨の棘也!』


最期を締め括るように、黒衣のラッセルが叫ぶ。

「そして我こそは、天の父なる偉大なヤハウェに選ばれし『天聖会』を取り仕切り、これら七部隊全ての矢を放つ権利を持つ者也!

我が名は偉大なる長、ジョセフ・ラッセル!」


もう殆ど能力解説とか済ませてくれたので、長ったらしい解説文を書く必要性が無くなって楽である。

さて、松葉は早速戦闘を開始した。


「そうかい…っと、不二子の奴もどっか行っちまったし、御前等はとりあえず適当に狩っとくなり待っとくなりしておいてくれや」

仲間達は総統室を去った。目的は各自千差万別だろうが、大体は食事や休憩、或いは残る敵戦力の処理とかその辺であろう。



総統室に自分と天聖会だけが残った事を確認した松葉は、天聖会にこんな事を言った。


「そういや、手前等の矢が七種類って言ってたのを聞いてよ、俺もある意味御前等に共通点を見付けちまったぜ。

手前等からすりゃあ願い下げだろうし、俺からも願い下げだがな。


手前等は知らねぇだろうから教えてやるが、『デ●ドヘ●ド●レ●ド』てなゲームがあってよ。

そのゲームの主人公は一度死んで改造手術を受けた探偵なんだが、こいつの能力ってのが『自分の頭をすげ替えて戦闘スタイルを変える』ってな風変わりかつ斬新な奴でよ。

俺も実はその真似事みてぇな事が出来るんだよな。


つっても、その主人公みてぇに、透明になったり色々吸えたり歯が弾んなったり異世界出入り出来たり体が小さくなったり、そんな夢みてぇな技は使えねぇけどな」


松葉は獣化しながら言う。


「それでもまぁ、納豆の馬鹿よか面白い真似は出来るだろうしよ、まぁ見て行けや」


「フン!軽口を叩けるのも今の内だ!

悪魔相手だ。容赦はするな!放て!」

ラッセルが命じると、七色の修道服達はそれぞれリーダーの周囲をヒラ共が取り囲むフォーメーションを取ると、その手元にはボウガンが現れる。

ラッセルは引き下がり、修道服達は矢の狙いを松葉に定め、放つ。


炎、水流、光、電気、風、刃、棘がそれぞれ松葉に降り注ぐが、彼はまるで(ほこり)を軽く払う様にしてそれらを退けた。

退けられた矢は全て、松葉の腕と接触した瞬間消滅してしまった。


「ほう。こんなもんか」

そう言うと、松葉は軽々と空高く跳び上がった。


天聖会に同様が走る。

しかしラッセルはそんな部下達に(ゲキ)を飛ばす。

「怯むな!我ら天使の代理人が、悪魔如きに倒されるものか!」

そんなラッセルに、『火炎』のリーダーが言う。

「しかし教祖様!我らの矢をああも簡単に弾き返すなど、我々では太刀打ちできません!」

「ならば"アレ"を使わんか馬鹿者めッ!

折角古藤教授から頂いた貴様等にしか扱えぬ"切り札"をこんな所で使わん奴があるかッ!」

「か、畏まりました!

教祖様の御言葉だ!

全体、構えーッ!」


リーダーの一声と共に、『火炎』のメンバーはリーダーを中心に矢印の様な隊列を築く。

見ればリーダーは両腕を突き出しており、その両腕は一瞬にして一門の紅く光る大砲へと姿を変えた。

大砲の照準はきっちり松葉に合わせられている。

最後尾のメンバーが、リーダーに言う。

「団長!エネルギー充填完了しました!何時でも発射出来ます!」

「皆よくやった!それでは今より発射する!」


そして三秒後、松葉が避ける暇もなくそれは発射された。


「スカーレット・マスター・カノン!!!」



ズボォォァオアアアアア!!


大砲からは巨大な炎が放射状に発射され、標的である松葉を満遍なく焼いた。

炎が収まった後の空中に、松葉は居なかった。

ラッセルは念のためにと周囲をくまなく見渡したが、何処にも松葉は見当たらなかった。



天聖会・教祖、ジョセフ・ラッセルは、日本異形連盟幹部・手塚松葉への勝利と、彼の死を確信した。

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