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マリオネット  作者: 浜田奈伊
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はじまり

私は今縛られている。

外には警察車両の赤色灯が回っている。

そして元凶である30歳程度とみられる男が拳銃を持って私と外を交互に睨んでいた。


事の始まりは私が留守番中に庭の手入れをしている時に、この男が家に忍び込んだのである。空き巣ではなく居空きというものがあると以前にテレビで見た事がある。

そして庭の手入れも終わり、家に入った時に男と鉢合わせになり拳銃で脅され、自分で左手と左足をガムテ-プで縛らされたのである、そして男が右手と右足を縛った為、私は動けなくなってしまった。


その最悪のタイミングで妻と娘が帰って来てしまったのである。

玄関の鍵のを開ける音がしドアが開いた時私は叫んだ。

「瑞希、入ってくるな逃げろ」

男が玄関に走って行った。

おそらく娘は私の声と見知らぬ男を見て逃げてくれたのであろう。

男は外まで追いはしなかった。

男は私を殴りつけた。

痛みを堪えながら私は言った。

「逃げるなら今しかない、妻が警察に連絡すれば逃げれなくなってしまう、多くはないが金のある場所も教える」

しかし男は言った

「もう逃げてきている、警察が集まってきたならもう逃げきれないだろう、どうせ捕まるなら・・・」

それ以上男は何も言わなかった。私はどうせ捕まるならの後の言葉が気になってしかたなかった。


そうしているうちに外が騒がしくなってしまったのである。

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