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『花山院、プレスマンをかすめ取ること』

作者: 成城速記部

花山院は、よく、殿上人が持っているプレスマンをかすめ取るのがお好きであった。あるとき、権左中弁であった惟成も、すれ違いざまにプレスマンをとられてしまい、関白様が参内なさったとき、プレスマンなしの状態であった。関白様から、なぜプレスマンを身につけていないのかと御下問があったので、惟成は、帝がお召しになりました、と答えた。さすがに問題だと思われた関白様が、見苦しいことになって惟成が困っておりますので、今後はプレスマンをお取りあそばしませんように、と奏上なさったところ、それ以降は、プレスマンをとられなくなったという。



教訓:惟成以外のプレスマンは、その後もとられたという。

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