登場人物、国紹介(一応ネタバレ注意です!)
人物と国紹介を入れてみることにしました!よければ参考にしてください!
これから少しずつ人物が増えていきます。
新しい人物が出てくる度に少しずつ説明を書き加えていく感じです。
また、既存人物に関する説明も後々付け加えていく予定です。多分…。
◇ルビア・ノースレッド(20)
ノースレッド公爵家の一人娘。背中まで続く絹のような白い髪に光輝く碧眼をしていて、誰もが振り向くクラウェール帝国1の美女。本人は、その自覚がない。白い髪はクラウェール帝国で歴史的に見ても初めてで、小さい頃は好奇の目で見られていたが、現在は誰とでも打ち解ける性格からか、そのような目で見るものは少なくなった。体の線は細いが、胸は少し大きめで、乙女の理想が実現された体型をしている。
小さい頃の経験で犬が好きになり、犬と一緒に暮らす夢を見続けている。
鈍感自由人。
好きなことは食べること。特にお城の料理には目がない。
◇ラース・クラウェール(22)
クラウェール帝国の皇太子。深く青い髪に直系の王族だけが持って生まれる新緑色の瞳で、帝国中の女性たちを一瞬で夢中にさせる美形。帝国のパーティーで、令嬢たちが自分の回りを取り囲み、女の争いを繰り広げられることに疲れ、3年前からパーティーに参加しなくなっていた。
政務をこなすだけでなく、剣を持って戦に出向くため、程よく筋肉のついた美しい体型。
◇フィン(25)
ルビアの専属護衛騎士。騎士は強面が多い中、一人だけずば抜けた美形をしている。黒髪に透けるようなオレンジの瞳。騎士のわりにはがっしりとした体ではなく、騎士の中では細身だが剣の腕前は1番。筋肉は程よくつき、美しい。本人曰く、トレーニングをしても体は強くなるが、筋肉が張りでないそう。しかし、小さい頃のルビアが大柄で強面が苦手という理由で自分が護衛騎士に任命されたことを知っているため、このままの体型でいいと思っている。
◇リヤ(18)
ルビアの専属メイド。2年前にルビアに拾ってもらってからノースレッド公爵家に来た。顎までの髪でクリクリとした目をしている。ルビアに対し、強い憧れを抱き、一生ついていきたいと思っている。意外と逞しく、ルビアが勝てないと思うこともしばしば。元気でドレス選びが好きな女の子。
◇アル
ルビアが10歳の時に夜の森で出会った大きな犬。非常に賢く、黄金色で柔らかい毛並み。
◇ダンテ・ノースレッド
ノースレッド筆頭公爵家当主であり、ルビアの父親。碧眼はルビアに受け継がれている。かなりの美形であるため実年齢よりも若く見られる。娘ルビアと妻ローズを愛し、温厚な性格であるが、筆頭公爵家当主として堂々とした一面も持ち合わせている。皇帝バーベルトとは幼馴染。
ノースレッド公爵家は、クラウェール帝国を大きく支え、政治面から軍事面まで、右に出るものはいない。
◇ローズ・ノースレッド
ダンテの妻であり、ルビアの母親。美しく非常に温厚な性格。娘ルビアと夫ダンテを愛す。たまに話を聞かないこともあるが、しっかり者。夫とは、今でもラブラブなおしどり夫婦でルビアの理想の夫婦像となっている。皇后ビオレッタとは、一番に心を許せる親友。
◇バーベルト・クラウェール
クラウェール帝国の皇帝。ラースの父親。ルビアの父ダンテとは幼馴染。
◇ビオレッタ・クラウェール
バーベルトの妻であり、皇后。ラースの母親。ルビアの母ローズとは、一番に心を許せる親友。しっかり者のローズを頼りにしている。
◆クラウェール帝国
モンティヌ城を包囲するように広がっている帝都アバンを中心に、資源に恵まれた帝国。天災もほとんどない。街には多くの店が立ち並び、いつも賑わいを見せている。また、帝都から離れた土地では緑が生い茂り多くの動物たちが暮らしている。
500年も前から犬を脅威の対象として扱い、150年前には犬を虐待した過去がある。
直系の王族は、代々新緑色の瞳を受け継ぐ。
隣国タリマンに対しては、脅威として認識している犬を愛玩対象としていることから、理解し難い面は感じている。しかし、交易相手としては申し分ないため、互いにwin-winな関係にある。
◆タリマン帝国
クラウェールの隣国。自然を重んじ、街中に緑が見られ、多くの動物が暮らす。
犬を愛玩対象とする文化がある。国を挙げて犬を愛しているため、国中の人々が犬と共に生活をしている。