【1章 1話】宝くじが当たった!特務組織を設立しよう!
さて、主人公はどのように這い上がるのでしょうか、、、。
「ヤッター」
なんと、宝くじが当たったのだ!!
しかもその額5億円。
ちなみに、僕の名は伊藤 俊介 雑学くらいしか覚えられないため 高校受験に2度も失敗し、今はバイトで何とか生活している状態である。
どうせ当たらないと思いながも神に願うようにして買った宝くじ、
「買っといて良かった~」
「こらー昼間から大声をあげるな!!」
おっと、ついつい大声を出して親に怒られてしまった。
まあ、そんなことはもうどうだっていいこれで子供の頃から夢だった特務機関ボーダーを作れるかもしれない!
ちなみに【特務機関ボーダー】とは、救急搬送・事故処理・火災処理・災害処理などの一般企業がやる仕事とは、一味ちがう仕事を請け負う自分で考えた民間の特殊組織である!
「え、医師免許などの国家資格持ってないのにそんなことしてもいいのかって?」
そんな法律は、2025年の【自由的国家の創造のための基本法案】を憲法に組み込むことが、国民投票で可決され資格がなくても出来ることが大幅に増え、それにより法律による束縛も国に申請すれば、
大幅に緩和されるのだ。だから、断じてこれは違法では無いのだ!
と、ボーダーの設立をするための書類をネットで探し、印刷しながらそんなことを考えていた。
自分から言うのはなんだが、
「これの時のために中学では学校の勉強をせずに、経済学を独学で学んでいたのだ!!」
「こらーうるさいっているでしょ!誰に向かって喋ってんの!」
あーまた、怒られてしまった、最近母親は、とても怒りっぽいのである。まったく困ったもんだ。
そんなことを思いながら印刷した書類を
書き終え、市役所に郵送で送った。
二日後。
家に市役所からこんな手紙が届いた。
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第1種特殊企業
(特務機関ボーダー)設立申請について。
1次審査突破の知らせ。
申請内容:第1種特殊企業設立のための申請
申請受付番号:014525
本文
市役所企業申請課の坂田と申します。
俊介様が設立を検討されている企業は
とても、国としても有意義で素晴らしい
ものかと思いますが、これを設立される
資金は、どこから調達するのかが不明の
ため、同封した書類に記入の上再度申請
同封した書類に記入の上再度申請して下
さい。
市役所より。
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おーキタキタ!とりあえず一次審査は、受かったらしいあとは、資金が違法な所から出ていないか記入するだけだ!
もちろん、宝くじで当てたお金なので違法でもなんでもない。
僕は、素早く記入し市役所に送った!
「いつ市役所から返信が届くのかが楽しみだ!」
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次回は、ついに会社設立!?