鬼消し最終章
鬼消し最終章
一話 ~何を考えていたか~
どこに奴はいるのか-----
武器は、、、彼奴がいる
とにかく探そう---
俺は研究所の外に出る
死神は引退、
シュガーとも別れを告げ
狙うは朱雨を殺した
暁柘榴、を殺しにいく
今更赫の嘘に苛立ち始める
まぁもう遅い
兄貴を殺したのは他でもない俺だ
最後の死神の仕事として殺した
未だにそれは白か黒か分からない
兄貴と逃げたかったな〜
でももう遅い
彼奴は-----まだついてきてる
入り口で出待ちする
しかし良く響く研究所だ
戦ってる様子が筒抜けだ
二話 ~奴を待つ~
彼奴、ずっと見てるな------
しかし騒がしい声が入り口まで聞こえてくる
俺は死神の本を広げる
しかし、相当な人数を殺してきたな
最後になるまで気づかなかった
本を閉じスマホをいじる
そうだ、ダルシアンに電話、いや、
このタイミングで電話は迷惑だな
動画サイトを開く
ダルシアンのやつ、生放送してやがる
〈ダル〉「大丈夫、紫魔はそう簡単に死なないよ」
ちょっとコメントしてみるか
コメント「当たり前乙」
ん、カメラが動いた、
こいつ、カメラ投げやがった
あ、カメラ斬られた
何考えてるんだ?
〈??〉「戦争放棄して動画見てるとは
能天気なやつだな」
〈俺〉「名告れ」
〈??〉「俺は暁・柘榴、貴様は?」
〈俺〉「お前が柘榴か、俺はライズ・ファルグレイ
復讐しに来た」
〈柘榴〉「同じだ」
柘榴は俺に斬りかかる
俺は奥に避ける
〈柘榴〉「貴様を」
〈俺〉「お前を」
〈俺・柘榴〉「殺す」
三話 ~宿敵~
〈柘榴〉「貴様、武器を捨てたか」
〈俺〉「武器なら隠れてる
俺は気づいてるぜ
さっきから俺をつけてる事を
出てこいソルト」
〈ソル〉「ばれたか、いいよ
武器になるよ」
ソルトは鎌になった
〈俺〉「役者は揃った、勝負、いや
、、、、、殺し合いの始まりだ、、、、」
俺は地面を蹴り猛スピードで柘榴に横から
鎌を振るが柘榴は飛んで避ける
俺はそのまま振り向くと同時に地面を蹴り
柘榴に接近して攻撃するが柘榴は刀を抜いて
鎌を弾く、俺はすかさず蹴りを入れるが
柘榴も同じ部分を蹴り距離をとり
両者地面に足が付く、そして
共に急接近そして柘榴が刀で突くが
俺は鎌の持ち手でガード、そのまま鎌を振るい攻撃
柘榴は横平面に回転して鎌を蹴り上げ
起動をそらす、俺は鎌を止めずに
一回転して鎌を振るが柘榴は
刀を引き鎌を止めるが俺は鎌を手放し
回し蹴りをするそして柘榴の脇腹に直撃
柘榴は横に吹っ飛ぶが空中で体勢を立て直し
刀を地面に刺してストッパー代わりにして
止まる
四話 ~ぶつかる殺意~
柘榴は地面を蹴り接近して鎌に刀をぶつける
鎌が宙を舞う俺は落ちるのを待たずに
右手で柘榴の顔を殴る
どんなてを使っても相手を殺す
柘榴は刀で薙ぎはらう
俺はバックステップで避け
落ちてきた鎌を握る
絶対に勝つ------------
、、、、、勝つ、、、、
もう一度地面を蹴り鎌で地面を打ち
その反動で回転斬り
柘榴は紙一重で避ける
そして刀でカマイタチを飛ばす
俺は空中で地面をさらに蹴り
カマイタチを避ける
そして着地して振り向きざまに
カマイタチを飛ばす
柘榴は高くジャンプして
天井を蹴り猛スピードで刀で突くが
俺は体を捻り交わしてそのまま鎌で斬る
柘榴は跳んで避ける
着地して距離を取る
五話 ~勝敗、復讐の末に~
柘榴は刀を鞘にしまい抜刀のポーズをとる
俺も鎌を構え何時でも斬れるようにポーズをとる
そして固まる--------
その時下から爆発音がする
床が崩れかけたタイミングで地面を蹴り
両者急接近そして---------
、、、、、、斬、、、、、、
勝ったのは------
刀が宙を舞い
柘榴が灰と化す
地面は崩れ落下する俺は
外の高台にワープする
勝った-------
しかし力が抜ける
これで、、、、
何もかもが、、、、、
終わった、、、、、
-------数日後-------
俺は何時も通り目を覚まし
先ず朝起きて髪をとき
顔を洗い、朝食を食べ
歯を磨き、着替え
死神の本を開くが、、、
もう死神を辞めたんだった
そうえば、ダルシアンから手紙をもらっていた
六話 ~嘘月~
手紙を読む
「拝啓我が弟よ
これをお前が読んでるって事は
多分俺はもう死んでいる
ダルシアンから手紙を受け取り
これを開け読むだろうな
まぁ全部予想済みって事だ
俺ら、子供のころ死神に憧れてたよな
ダルシアンから聞いたぜ、
お前、今死神やってるんだって?
スパイらしいが
どうだ死神になれた感想は
最強の力は手に入ったか?
俺はなれなかったな
この世界に来る前
俺は月の向こうに行くっていって
死んじまったな、でもたまにお前の事
見に人間界に来てたんだぜ
だって家族だから一緒に居たいじゃん
お前がこの世界に来たと知った時は
、、、泣いてねぇよ
でも嬉しかった
また会いたかった
話しがしたかったけど
お前の顔が見れただけでよかった
なぜかそう思っちまったな
ありがとな
愛してるぜ、ライズ、」
涙が溢れる、、、
〈俺〉「なにが、、、正解だったんだよ、、、
俺だって、、、、
クソ、、、クソ兄貴、、、
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
涙が止まらない
〈俺〉「あり、、、、がとう
ありがとう、、ありがとう、、、ありがとう
ありがとう、、、、、、バカ、、」
七話 ~兄弟~
何時も仕事で人間界に来てたが
遊びに行ってる事はなかったな------
思い出の場所に向かう
俺らは森に囲まれた一軒家に住んでいた
家に入る-------
やっぱ誰もいないか
俺の家族写真が置いてあった
懐かしいな------
リビングのテーブルには花瓶が置いてあった
花は枯れてるが何の花かは分かった
メリーゴールド、だろ
子供部屋、
机やベットがあ
ただ兄貴の部屋はもう物置になってるようだ
俺の部屋のベットの下には
エロ本が隠されてる
俺が買った訳ではなく
兄貴が勝手に買って
バレないように俺のベットの下に隠してた
死ぬ寸前まで気づかなかった
ここからが本当に来たかった場所
秘密基地に向かう
泣くなよ俺-------
森の中
周りから見てもバレないよう深く掘り下げてある
その秘密基地には死神や悪魔の出てる本や
酒屋の子供の友達からもらった酒が
いっぱいある
涙が頬を伝う
やっぱり泣かないことなんて無理だな
涙を拭いてその酒屋に向かう
八話 ~兄貴の墓~
酒屋に着いた、
当時子供だった友達が今は大人になって
店を継いでる
俺はふざけて一番度数の強い酒をたのむ
〈俺〉「スピリタスをくれ」
〈友達〉「・・・・・・・」
やはり聞こえもしないし見えもしないか
〈俺〉「勝手に持って行くぜ」
スピリタスを持って
兄貴の墓に向かう
そこにはダルシアンがいた
〈俺〉「すまんな、兄貴、
ダルシアン、お前も来てたのか」
〈ダル〉「、、、、うん、
君はよく頑張ったよ」
〈俺〉「お互い様だ、
戦争前、兄貴は元気だったか?」
〈ダル〉「弾け飛んでたよ」
〈俺〉「なんか、おもくなったな、
ここでちょっと、ふざけるか、
兄貴は酒が好きだった、」
俺はふところからスピリタスをだす
そして墓に置く
黝夜の真似事をした
〈俺〉「、、、泣いていいんだぜ、って
もう泣いてるか」
ダルシアンはドンペリを墓に置く
〈ダル〉「君も泣いたら、、」
俺も涙が溢れる
〈俺〉「意地悪、、、だな、、」
〈ダル〉「お互い、、様だよ」
また泣いちまったよ
九話 ~兄貴~
涙が枯れた後
兄貴の話しをしてた
〈俺〉「兄貴ってさ俺のベットの下に毎月
エロ本入れてたんだぜ」
〈ダル〉「へ〜〜、高校生じみてるね〜」
〈俺〉「それとさ、兄貴が中学生の頃
俺は全ての酒をコンプリートするんだとかいっててさ」
〈ダル〉「でもスピリタス飲んだら酔っ払ってたよ〜〜」
〈俺〉「マジか、まぁ兄貴は酒が好きだけど酔わない訳じゃ
ないからな」
〈ダル〉「そうえばヴェルリーちゃん
修羅と女の子の話しで盛り上がってたよ」
〈俺〉「本当に弾けてるな」
もう死神もいい思い出だ-------
〈ダル〉「最後、戦争の件は師匠と黝夜くんが
戦争は辞めようって話しになってこの戦争は終わったよ〜」
〈俺〉「そうか」
たわいもない話しが続いた
最終話 ~END~
〈ダル〉「それでさぁ君は
この先どうするの」
〈俺〉「俺は人間界を旅する」
〈ダル〉「僕は龍凪ちゃんのところで暮らすよ
、、、いや、この先は好きにするさ」
〈俺〉「そうだな、お前も好きにしろ
、、、、、お前達も好きにしろ、、、、
ここで鬼シリーズが終わる、その先は無い
いや、あるか無いかは君達が決めろ
この先は自由に考えて
-----------未来を作れ---------
END
ここまで読んでいただき
まことにありがとうございます
鬼断ちと鬼狩りを読んだ方はこれで鬼シリーズ最後となります
まだ読んでない方は好きな方から読んでみてください
複雑な内容でしたうえ分からない点があったと思います
そこは鬼狩りもしくは鬼断ちに書いてあるかもしれません
でも分からない方は自分で考えてみてください
そして考えたうえで二次創作を期待してます
それとアニメ化も期待してます
以上、ここまで読んでいただきまことにありがとうございます