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鬼消し  作者: ルクフ
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鬼消し四章

鬼消し四章


一話 ~いざ戦場へ~


ここが腐敗都市第七工業地帯

外から見るにただの廃墟だが

おそらく地下に研究所が広がってるの

だろう------

ここでダルシアンと連絡を取ると

スパイだとバレる

スマホの主電源を切っとこう

そろそろ出撃だ

俺は建物の中に入る

やはり一階二階三階四階はただの廃墟だ

地下に行こと思うが

何処から降りるんだ?

〈死神〉「コッチが入り口だ」

〈俺〉「分かった」

やはり階段を下りて行くと

研究所っぽくなってきた

その時横から槍が飛んできた

俺は反射で槍を手の甲で弾く

この様な罠が大量に貼ってある訳か

しかしこうゆう罠は入り口近辺だけだと思う------

研究スペースにこの様な罠は流石に貼られてないだろう

その後罠をくぐり抜け

しばらく下りると罠は無くなった

やはり感は当たったな-----

ここからが本番だ


二話 ~鬼との戦い~


どうやら研究所の中にも鬼はいる様だ

赫のシムシールを出し鬼の首をどんどん

はねていく

死神の鎌で斬られたものは灰になる

〈俺〉「ここで分散しよう」

〈死神〉「わかった」

単独行動が一番効率がいい

さて、兄貴がいそうな場所は何処だ

とにかく下に------

なるべく戦闘は避けよう

でも朱雨の仇は打つ

〈俺〉「赫、人型になれ」

〈赫〉「いいよ」

赫なら朱雨を殺した奴を覚えてるはず

さてと、兄貴に会う前に復讐を遂げよう

俺はひたすら下に下りた


三話 ~人影~


俺は歩いた

時間がないけど

少し走りすぎた

別れ道にたどり着く

その時懐かしい人が前を横ぎった

〈俺〉「兄貴、、?」

〈兄貴〉「あ、やべ、」

兄貴は逃げる

なんで逃げるんだ?

俺は追いかける

追いかけた

やった、

やっと会えた

その時俺は涙が溢れた

やっと会えたのに

なんで逃げるんだ?

そこに、、、彼奴が

その時ダルシアンがいた

〈俺〉「歩きスマホはダメだぞ」

〈ダル〉「ライズくん、君の兄さんから手紙

あるよ〜」

〈俺〉「そうか、後で見る、」

俺は下に向かう

手紙?

兄貴から?

後で見よう


四話 ~羅刹襲来~


、、、羅刹が邪魔をする

〈俺〉「邪魔だぁぁぁぁぁぁぁぁ」

俺はとっさに鎌を出し

羅刹の首をカッ切ろうとするが

羅刹はそれをしゃがんで避ける

俺は跳び天井を蹴り

猛スピードで羅刹のうなじを斬ろうとするが

羅刹は回し蹴りで蹴り飛ばす

俺は壁に叩きつけられる

〈俺〉「ぐはぁっ

邪魔者がぁぁぁぁぁぁぁ」

俺は鎌で羅刹の足下を狙い振る

羅刹はバックステップで後ろに避けた瞬間

鎌を投げるそれは羅刹の方から腰まで

切り裂く

そして羅刹は灰となった

おかしいな-----

あの時戦った羅刹とは全然違った

しかい兄貴は見失った

ック、また探すか-----

しかいなぜ逃げた


五話 ~考察~


ダルシアンと兄貴は繋がってるはず

ここはダルシアンの領土だ

ダルシアンならモニターで観察してるはず

それならモニタールームを探そう

そこまでダルシアンに監視カメラ越しに

サインを送ってモニタールームへ誘導してもらおう

先づ監視カメラを探すか--------

仕掛けてあるとしたら

見通しがいい場所

通路が奥まで見える様に

通路直線に仕掛けてあるだろう

俺は左右を見渡す----

やはり垂直に仕掛けられてた

カメラのレンズを鎌の先でカツカツと叩きつけ

モールス信号で伝える

そうすると奥の蛍光灯が点滅する

そこか、

点滅してる方へ向かうと分かれ道があった

そうすると右側の蛍光灯が点滅する

右か---------

そうやって下に下りると

やはりモニタールームがあった

俺はモニタールームに入る


六話 ~元死神~


そこにはダルシアンはいなかったが

シャトル・iがいた

〈i〉「死神の暮らしは慣れましたか?」

〈俺〉「あぁ、それより兄貴を探している」

〈i〉「貴方は死神スパイを辞め死神の仕事に

専念しなさい」

〈俺〉「なぜだ」

〈i〉「もう、元に戻ってもいい事は無いでしょう

なぜなら貴方は死神側に情が移った、

今の魔将貴族の中で友達なのはダルシアンだけですよ

なぜなら貴方は死神として多くの魔将貴族を殺してきた

それは間違いではありません、

ここで優しく仲間を殺さなかったら

スパイを遂行できませんでした

ですがその故魔将貴族は敵になっていった

それも正しい事です」

〈俺〉「そうか、でもそれでいい

兄貴を連れて誰も居ない場所で暮らすんだ」

〈i〉「残念ですが貴方の兄上は私達魔将貴族です」

〈俺〉「、、、、そうか」

でも諦めねぇ

〈俺〉「じゃぁな、もう連絡をとるのはやめだ」

俺はモニタールームを出た

そこには黝夜がいた、

〈黝夜〉「泣いていいんだぜ」

〈俺〉「バカ、、やろう、、

泣かねぇよ、、、」

そう口で言ったが涙腺は正直だった

〈俺〉「なんの為に、、、スパイ、、してたんだよ、、」

涙が溢れた

〈兄貴〉「そんな顔で俺に会いに来たのか?」


七話 ~再会~


〈兄貴〉「そんな顔で俺に会いに来たのか?」

〈俺〉「あに、、、き、、」

〈兄貴〉「俺はどこにもいかねーぞ」

〈俺〉「なんでだよ、、、」

〈赫〉「彼奴が、、朱雨を殺した、、」

〈俺〉「うそ、、だろ、、」

〈黝夜〉「逃げていいぜ」

多分俺が逃げたら

赫か黝夜が兄貴を殺すだろう

早く逃がさないと

〈兄貴〉「俺はこいつらを殺す

魔将貴族として」

どっちを選べばいいんだ?

俺がやらなけれ兄貴は殺される

もしくは黝夜をやらなければ兄貴は助からない

ならせめて、、、俺の手で、、

〈俺〉「ック、兄貴、、、、勝負だ

黝夜、赫、退がってろ

シュガー、出番だ」

〈兄貴〉「いいぞ、

覚悟はできてる

ソルト、出番だ」


八話 ~苦戦~


俺は泣きながらも鎌を強く握り

兄貴の間合いに入る

〈兄貴〉「そうえば生きてる頃

何回も戦ったよな、」

俺は斬りかかるが

兄貴はバックスステップで避けた

そこから体を捻り兄貴は鎌を斜めに斬り下ろす

俺は鎌の持ち手でガード

〈俺〉「いつも兄貴が勝ってたよな」

兄貴は俺を蹴り距離をあける

〈兄貴〉「でもお前も結構強かったぞ」

兄貴は俺の間合いに入り鎌を振るが

俺は上に飛んで避け落下と同時に鎌を振り下ろす

兄貴は回転して鎌と鎌をぶつけ攻撃を弾く

両者バックスステップで態勢を立て直す

〈俺〉「死神に憧れた理由、覚えてるか?」

俺は鎌を振りカマイタチをおこ

兄貴はそれを避けさらに大きなカマイタチを起こす

俺は体を捻り避けた

〈兄貴〉「あぁ、絶対的強者の力に憧れたからだろ」

両者鎌を振るそして

硬い物がぶつかる音が響き渡る

〈兄貴〉「最後に聞いていいか?

死神仕事はどうだった?」

死神のボスがいる中で

泣きながらも笑顔作って

こう言う

〈俺〉「最悪のクソ企業だったよ」

笑顔で-------

〈俺・兄貴〉「さらばだ」

一緒の最後だった

勝ったのは------

俺-------

殺されたのは------

兄貴------


九話 ~死神だったよ~


兄貴は、、、もういないけど

〈俺〉「ありがとう、、、ありがとう

ありがとう、、、、ありがとう」

〈黝夜〉「よくやった」

〈赫〉「・・・・・・・・」

〈シュ〉「まだ終わってないね」

〈黝夜〉「どうゆうことだ」

〈俺〉「きっと兄貴の存在だろ

ずっと、心の中で生きてる、

まだ終わってない

でもこんなクソ企業やってらんねぇよ」

〈黝夜〉「死神辞めたら何をする?」

〈俺〉「パーソンレスタウンに居候だ

それとダルシアンに礼いれとかないとな」


十話 ~死神引退~


すっかり涙は枯れた

〈俺〉「兄貴はさぁ、めっちゃ酒が好きでさ

月三で飲んでた、まだ未成年なのに」

〈黝夜〉「へー、じゃあさ、結構ぐれてたの?」

〈俺〉「いや、そうゆう訳じゃないけど

あー、でもちょっとぐれてたかな」

〈シュ〉「てか、戦争サボって大丈夫なの?」

〈黝夜〉「もう、終わってるでしょ」

確かに静かだ----------

〈俺〉「そうだ、俺は引退するけど

俺の代わりに、、、

シュガー、赫、お前らに頼みがある」

〈赫〉「なに?」

〈俺〉「シュガーか赫、どっちかが死神になれ」

〈赫〉「え!?」

〈シュ〉「やっぱり終わってなかった」

〈黝夜〉「なるほど、こういう事か」

〈俺〉「頼む」

〈赫〉「いいよ、」

〈シュ〉「オーケー」

〈俺〉「あとは頼んだ、じゃぁな」

〈赫〉「待って、」

赫は俺に耳移しをする

〈赫〉「朱雨を殺したのは、

兄じゃなくて柘榴、、」

、、、、、、まじか、、、、、

〈俺〉「予定ができた、それじゃ、じゃぁな」

俺はもっと怒っていいはずだった

でも冷静だった

なぜなら俺は

、、、、、無意識にどうやって殺そうか考えてたから、、、、、


最終章へ続く

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