鬼消し一章
少し残酷な描写があります
それと鬼食いとはかけ離れてるけど
いちよう鬼シリーズです
それと並行して
鬼狩り
鬼断ち
ともつながってます
複雑な内容ですが
物語に入り込んでみてください
鬼消し一章
一話 ~月の向こう~
月は綺麗だ----
いつの間にか、空を見上げていた----
いつもの事だ---
あの月の向こうに-----
兄貴は逝ってしまった----
兄貴の時は止まった
すまんな兄貴、
その数日後、俺の時も止まってしまった----
だから俺はこの任務をまっとうする、
死神の世界で---
二話 ~死神の仕事~
今日も似た様な一日が始まる--
先ず朝起きて髪をとき
顔を洗い、朝食を食べ
歯を磨き、着替え
死神の本を開く
〈俺〉「今日は----
阪本、飯田、吉武、この3人か----
こいつらを殺せば良いのか---」
俺は本を閉じる
〈??〉「ちゃんと魂を回収しないと
ダメだぞ」
〈俺〉「いや、こいつら全員黒だ
白はいない、3人ともシュガーの餌だ」
〈シュ〉「やったー、でも食べ過ぎると
ふとっちゅう」
〈俺〉「安心しろ、悪魔は太らない」
〈シュ〉「だよねー、じゃあ眠るね」
シュガーは俺の手に溶ける様に消えた
自己紹介が遅れた、
俺はの名はライズ・ファルグレイ死神だ、
そして契約した武器となる悪魔は
シュガーって名だ
俺は会社に向かう-----
三話 ~死神のルール~
俺は会社に向かう
その道中説明しよう
俺ら死神は
死神の免許を取り、そこで初めて
悪魔との契約が許される
しかしその契約内容は決まっており
悪魔は死神の鎌となる
そしてその鎌で殺した人間の魂は----
善人(白)は冥界へ
悪人(黒)は悪魔が食べる
その他にも
違法な悪魔との契約、
世界を狂わせる元凶、
ムカついた奴、
なども殺処分の対象となる
その様な物は死神の本に書き込まれる
死神の日常------
1起きて本を読んで今日の仕事内容を把握する
2会社に向かい、
会社で本の内容について会議をする
3会議で決められた職場に向かう
4会議で決められた事をする
5仕事を終わらせ、そのまま帰る
以上だ----
会議では本の内容確認
役割分担などが話される
鬼の管理は業務内容に関係無い
とにかく運命を円滑に回す
それが死神の仕事----
まぁこんなとこだ
そして会社に到着する
言い忘れてたが、
死神は------
、、、死んだ者にしかできない職業だ、、、
四話 ~今日の内容~
〈老人〉「君は若いのに死神をしてるのか」
この言動から察するに新人だ
〈俺〉「貴方の方が長く生きてただろうが
俺の方がここに来て長い」
会議が始まる---
〈?〉「では会議を始める」
彼はいつも仕切ってる月神・黝夜
【ツキガミ・クロヤ】
日本の世界軸担当、
これは俺も同じか-----
日本の世界軸とは
全ての世界において
日本と呼ばれる場所
〈黝夜〉「先ず日本で今日死ぬ人は3人
そして動物は16っ匹」
〈老人〉「なんで動物がこんなにも」
〈俺〉「俺が説明しよう、
最近日本では犬猫の殺処分が行われてる
これでも今日は少ない方だ」
〈老人〉「なんて残酷な、、、」
〈俺〉「これが死だ----だが
あくまで、こいつらを殺すのは俺たちだ
職務放棄しれば生き延びれるかもな」
言い忘れたが死神に殺されずに死んでしまったら
あの世では無いどこかへ逝ってしまう
〈黝夜〉「動物16っ匹はそこの四人で分担、
人3人はライズ、君に頼んだ
俺は別区域からの依頼のため残ってる
それでは散れ」
〈俺〉「また俺は人間か、
何時から俺は人間担当になった」
〈黝夜〉「君みたいな死神にしか
できそうにないからな、散れ」
五話 ~霊感~
先ずは一人目--
死因は心臓発作、
俺はシュガーを起こし
鎌の先で心臓を一刺し
死神の鎌は肉を通り抜け心臓だけに刺さる
次は二人目--
死因は転落死
シュガーに魂を食べさせ
死体となった体をビルから突き落とす
簡単な作業だ----
最後に3人目----
死因は病死
鎌で魂を食べさせようとしたが
〈人〉「だ、誰だお前、」
なんだ、俺が見えるのか----
まぁ死神が見える奴などそうそう居ない
騒がれる前に殺すか
〈俺〉「死神だ、」
〈人〉「そうか、お前は」
鎌をふりかざす
〈人〉「お前はそうやって人を
簡単に殺すんだな、」
〈俺〉「言いたい事はそれだけか」
〈人〉「このクズ」
俺は最後の人を殺した----
業務終了、っじゃ帰るか
〈シュ〉「最後の人、本当に殺すべき人だったのかな~」
〈俺〉「最後の人は銀行強盗を繰り返した
完全な黒だ、、、、、クズはどっちだよ」
ただずっと頭の中でさっきの言葉がこだましてる
「お前はそうやって人を簡単に殺すんだな」
死神だから当たり前だ----
「君みたいな死神にしかできそうにないからな」
気付いちまったかも-----
六話 ~別区域~
朝-------
目が覚める
何時も通りの日常が始まる
何時も通りに仕度して会社に向かう
道中に本を開く-------
今日は、、、、0人か、
人間はこれを平和と呼ぶのだろうか
会社に着く
会議が始まる
〈黝夜〉「ライズ、君は出張に行ってくれ
パーソンレスタウンで悪魔との違法な契約があった」
〈俺〉「わかった、だがなぜ別区域で、だ?」
〈黝夜〉「さーな、ただ頼まれただけだ、
それと最近人間相手で疲れるだろ、っと
君の場合それは無いか。
まぁ今日は誰も死なないからな」
それにしてもパーソンレスなのに人がいるってww
それじゃあ行くか-----
到着する---
ここは船着場の様だ
空には月が浮かんでる
〈俺〉「綺麗な月だ」
〈?〉「それな」
どうやら相手から来た様だ
七話 ~凸突~
俺はゆっくりと振り向く
とりあえず要件を話そう
〈俺〉「俺は ライズ・ファルグレイ、
死神だ------
どうやらお前らは悪魔と違法な契約を
結んでる様だな-----」
殺せとも何も言われてない
〈俺〉「先づは下調べとするか、、、」
それにしても、あの鬼らしき人物
俺と同じ目をしてる
〈相手A〉「違法も何も
生きる為なら何でもするさ」
〈俺〉「なら死ね、
シュガー、出番だ」
俺は宙に手をかざし
鎌を取り出す
「生きる為なら何でもするさ」
八話 ~見極め~
俺は一瞬で接近し鎌を横に振るう
相手Aは飛んでかわす
俺は相手と目を合わせる
そして殺意を込めて睨みつける
相手Aはかたまる
俺はバク転で距離をとる
〈相手B〉「選手交代だ
ジード、出番だ」
相手Bは悪魔の銃を取り出す
そして何発か発砲
こいつが悪魔との違法契約者か
俺は全弾避け急接近
俺は鎌を縦に振るうが
相手cが剣で弾く
こいつは----死神?
いや、免許は取ってないようだ
だが悪魔と正式な契約を結んでいる
片足だけ死神に漬かってるって感じか
〈俺〉「半端者め」
俺はバックステップで距離をとる
〈俺〉「死神なら鎌を使え」
相手Cは鎌を取り出す
両者、鎌を強く握り、踏み出す
相手Cは鎌を斜めに振るう
俺は体を捻り後ろに回り込む
相手Bが、俺の鎌を持ってるの手を撃ち抜く
〈相手B〉「俺を忘れんなよ」
俺は痛みのあまり鎌を手放す
鎌は宙に溶けるように消えた
クッ
部が悪い、退散だ
俺は手を確認する、
どうやらシュガーは手の中に戻ってるようだ
俺は会社に戻る
九話 ~状況報告~
俺は会社に戻った
〈黝夜〉「何のようだ」
〈俺〉「ターゲットを仕留め損ねた」
〈黝夜〉「なるほど、パーソンレスタウンには
俺の友達がいる、一人は鬼で一人は俺の弟
そしてもう一人は悪魔と違法契約してる
この3人はとても強い。
ひょっとしたら今回の相手は鬼と死神
をつれてたのかもな」
〈俺〉「始末しなくてよかった様だ」
〈黝夜〉「今回の件は無かった事にしてくれないか」
〈俺〉「どうやって無かった事に?」
〈黝夜〉「なら先延ばしにしておく」
〈俺〉「、、、わかった-----」
先延ばしという事はいつか
殺す日が来るのだろう-----
そこに赤い髪の少年、というか
全身赤色の少年が来る
〈俺〉「久しぶりだな、朱雨、」
〈朱雨〉「あ?何だ、ライズか、」
〈俺〉「なぜここに?」
〈朱雨〉「喧嘩に負けた、それだけだ
おめぇも負けたのか」
今回の件は他言しない方がいい
じゃなきゃ他の死神が奴らを殺しに行くだろう
〈俺〉「ただの長話だ」
〈朱雨〉「おめぇはどーも信じられねぇ」
〈俺〉「答える必要は無かった様だな」
〈朱雨〉「チッ」
朱雨は舌打ちをした
〈俺〉「俺は帰る」
俺は会社をあとにした------
十話 ~本業~
俺はある人に電話をかける
〈俺〉「i、俺だ」
〈i〉「順調ですか?」
〈俺〉「あぁ、今の状況は、
パーソンレスは監視した方がいい
いつか死神が大量に向かうだろう」
〈i〉「その様子からして、まだバレていない様ですね」
〈俺〉「あぁ、でも、何時からか、大事な物を無くした
気がする」
〈i〉「溶け込み過ぎないように」
〈俺〉「あぁ、、、、、」
二章に続く