【記念SS:01】恐怖の人形
今回は100万PVの記念ということでホラー系の話を載せ始めようかと思います!
(面白いとは言っていない……)
これはダイキが魔王のカイザー……マロン? を倒して図書室に1ヶ月籠ってたころにあった話しだ。
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その日、ダイキはアスト、エミリと共に庭の草むしりをしていた。
家だけでなく、庭もそれなりに広かったので終わる頃には夕方になってしまったらしい。
「マスター。やっと終わりましたね、エミリさんもお疲れ様ですね」
「はい、急いでお夕飯の準備してきます! 今日は頑張ったダイキ様の為にもご馳走を用意します!」
「エミリも頑張ったんだから、そこまで今日は手の込んだものを作らなくていいからな」
エミリが夕飯の準備に行って暫くした頃、ダイキがある物が庭の隅に落ちているのを見つけました。
気になって仕方なかったダイキは、それが何なのかを確認しに行くことにしたのです。
「なんだこれ? 人形だよな。アスト……ではないだろうからエミリかリエが落としたのかな」
その人形は泥だらけでボロボロになっていました。フランス人形らしき物で、少し不気味な雰囲気をしていました。
流石にそのままにしておくのは気が引けるため、アイテムボックスに入れておきました。そして、夕飯の後にでもみんなに聞くことに決めました。
この時、この人形が恐怖の始まりだと気づくものは誰一人として居ませんでした……
「………………………………りだ、よ」
「ん? 誰かの声が聞こえた気が……気のせいか」
ダイキは何も気づかないまま人形を家の中へと入れてしまいました。
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夕飯を食べ終わり、ダイキは人形のことを思いだしたのでみんなに聞いてみることにしました。
「あ、そうだ。みんなに聞きたいんだが、この人形に見覚えがないか……って、あれ?」
人形をアイテムボックスから取りだそう思ったのですが何処にも見当たりません。
ダイキは不思議に思いながらも自分が入れ忘れたのだと考えました。
「人形って、何かあったんですか?」
「いや、庭でフランス人形っぼい物を見つけたんだが……誰か思い当たらないか?」
聞いたが誰もそんな感じの物を持っていないと言いました。ますますダイキは人形のことが気になってしまいました。
「んー、明日にでも人形について調べてみるか」
明日、図書室で調べようと決めたので今日は早めに寝ることにしました。
ですが、その夜…………恐怖は動き出すのでした。
続きはまた何かの記念の時に載せようと思っているの楽しみに待っててください!




