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5人揃って!

「た、大変です!」


 爺ちゃんのチートスキルを聞き終わったところで部屋に使用人らしき人が顔を真っ青にして慌てて入ってきた。


「どうしたのだ龍神様がいらっしゃる御前で失礼にもほどがありますよ」


「は、大変失礼いたしました龍神様! ですが大変なのですよ! 魔王軍が、北の魔王軍の四天王のうちの三人が里の前にやって来ました!?」


「「「四天王が!?」


 北の魔王軍の四天王といえば随分前に倒したデススライムとかいうのもそうだったよな。あのときは色々とあって特に印象に残ってなかったからすっかり忘れてた……

 それに三人ということはまさかデススライムの敵討ちとかそういうことか?


「なんでも龍神様が里に居るのを聞きつけてやって来た模様です! いま門の前で「ダイキという男を出せ!」と騒ぎ立てております!」


「どういたしますかダイキさん? 私としてはダイキさんがこれでやられて……ティアの婿として里の皆のために戦ってより良い印象をもってもらったほうが良いと思いますけども」


 心の声が若干漏れているのだがそこはスルーでいいかな……まあ、いずれ戦うことにはなってたろうし丁度いいんじゃないかと思うな。

 それに敵討ちだったら行ってやらないと少し可哀想だし……


「「「あ、あのダイキ(マスター)(くん)(殿)(さん)が敵の気持ちを考えてあげた!?」」」


「俺だってそのくらいの心はあるに決まってるだろ……まあ、さっさと行って倒すのは変わらないけどな」


 という訳で龍の里にまで来たのになぜか四天王と戦うことになってしまった。だけどなんで四天王の三人だけが来たんだろ?

     ・

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「青天皇!(キメポーズ)」


「黄天皇!(キメポーズ)」


「桃天皇!(キメポーズ)」


「「「5人揃って……マオウジャー!(やっぱりキメポーズ)」」」


 門の前には三人の四天王らしき魔族があの掛け声のパクりらしきのを叫びキメポーズらしきものをとっている……よし、まずツッコミを入れるなら。


「「「…………三人じゃん!?」」」


 俺とみんなの心が一つとなった瞬間だった。ティアのお義母さんまでツッコミ入れてるよ……そしてお義父さんのほうはまだ気絶してるっぽい。


「し、仕方ないだろ! グリーンのデススライムは貴様に倒されたし、レッドの魔王様は昔邪神様に頼んで異世界の物を取り寄せれるようにしてもらったせいで引きこもってるのだから!」


「魔王それでいいのかよ!?」


「いいわけないだろ! うぅ……そのせいで部下達は城から出てってしまっていまや引きこもりの魔王様と我ら三人となった四天王しかいないのだから」


「泣くなブルー! 泣きたいのは俺達二人もだ! う、うわーん!」


 なんか凄い可哀想に思えてくるな……魔王が引きこもったせいで部下達がみんな居なくなって四天王三人で城を確認しなきゃいけなくなったとか。

 というかだから三人でしか来なかったのか……どうしよう、これを倒すのとか正直無理だわ。みんなは……号泣してるし!?


「「「ぐすっ、大変だったんですね……」」」


 それから一時間ほど四天王とみんなは泣き続けるのだった。

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