体重は女の敵
「ダイキさんの称号はたぶんデメリットなんかが多いのではなくて?」
「はい、神シリーズとかは特に……」
よくこんなんでレベル上げられたな、上げやすいようにスキルを作ったが称号のせいで意味なかったんじゃないのか。
半分になって更に半分になってここから更に1/4にされるとかどんだけだよ。経験値二倍にして更にレベルアップに必要な経験値を1/10にしてるけどこれじゃあ普通よりも少しレベルが上がりやすくなってただけなのでは?
「効果や価値が高い称号は使えばとても役立ちます。しかし、なにかを得るには代償が必要ですからね。それに代償は人によって異なり、ダイキさんのように経験値が代償の人も居れば、ステータスが代償という人や身長や体重が代償の人も忌ますよ」
「「「(身長や体重!)」」」
リエ達の心が一つになった瞬間だった……しかし、その夢は儚くも崩れ去るどころか恐怖へと変わるのだった(笑)。ていうか、リエは知ってるだろおい。
「身長は半分になったりと縮み、体重は二倍になったりしますから期待はしないようにね」
「「「た、体重が増える……」」」
「そうだった……」
あれ? アストは気にしてないように見えるんだが。体重とか身長とかは気にしないのか?
「マスター、あなたは重要なことを忘れていますよ。私はホムンクルスという造られた身体です。つまり、体重が増えるのならばそのぶん設定を軽くすればいい、身長が縮むなら設定を高くすればいいのです!」
「「「チートだった(です)(ですわ)!?」」」
アストの地味に役立つチート能力が見つかったがマリアは魔導書なのに無理なのだろうか。
「わたくしは何故か見た目や身長が変えれても体重はどうしても変えられないのですわ……」
「それでも身長は変えられるんだな……」
エミリとリエとティアはどこから出したのか分からないが椅子にグタッとなって完全に燃え尽きていた……
こういうときこと声をかけてあげるほうが良いとは思うが下手に「それは生き物として当然のこと」とかって言えばアスト達を傷つけることになるだろう。うーん、だったら……
「見た目を気にするよりもまずは中身や何が出来るかじゃないか? どんなに美人や美少女でも性格が駄目じゃあ幸せにはなれないと思うぞ」
「「「それでも体重や身長は気にするものです……はい」」」
うん、これは俺の手には負えないな。あとでティアのお義母さんにでもアドバイスしてくれるように頼むか。
おっと、話がそれすぎてたな。じゃあ、お義母さんが何故あんなに強かったのか称号の効果を聞いてみるか。
「それでお義母さんのその物騒な称号の効果はいったい?」
「それはこれよ」
そうして見せてもらった効果は命の危機を感じるものだった……
【婿キラー】
・娘が連れてきた婿のステータス分の数値を自分のステータスに加算する(30分間のみ使用可能)。
【娘への想い】
・自分の娘への思いが強いほどステータスが倍になっていく。
・自分の娘と戦う場合、全ステータスが1になる。
ぶっ壊れ過ぎてるだろこれ……こんなのによく勝てたな俺。正確には武器破壊による戦闘不能状態でだけど。
ただ難点はティアへの思いってのが厄介だな。もしも、記憶を消すみたいなのと戦ったら効果は使えないだろうし何よりティア相手には逆効果だろ。
「もしティアと戦うことになったら私は自害するわよ」
「「「娘への愛が重い!?」」」




