表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/112

最後の一撃

 白雪が黒蝶へと変化したことに驚いたが何故か力が湧いてくるのを感じた。


「綺麗な武器ね色が変わるなんて」


「ええ、俺もかなり驚いてますよ。でも、行きますよ」


「面白いし迎え撃ってあげるわ」


 お義母さんが防御の構えをとると同時に地面を蹴り走りだした。魔刀が使える時間はHPからして長くはないだろうが決闘のタイムアップまでは確実に続く。

 お義母さんの目の前まで移動すると今回の切り札を言い放った。


「『連斬』!」


 いま使えるMPの限界をのせた連斬を放った。

 魔刀による効果によって連斬はとてつもない威力と速度で放たれている。ハンマーを斬るごとに鈍い音が周囲を響き、腕に痛みが走る。

 腕が持つかも分からない……限界はすぐそこかもしれない。だが、俺は斬り続けた。

 斬り続けているうちにハンマーに(ひび)の入る音が聞こえてきた。


「んな!?」


「はぁぁぁぁぁぁぁ!! 斬れろぉー!!」


 ハンマーの皹は徐々に広がっていき、鎧にも皹が入り始めた。黒蝶の勢いは落ちるどころか一撃加えるごとに速くなっていく。

 息は上がっていき筋肉は悲鳴をあげている。心臓はいまにも破裂するのではないかと思うほど早くなっている。

 斬るのを止めれば俺は倒れてしまうだろう。だが、そんな訳にはいかない。ティアの婿と認めて貰うにはこの人に勝たなければならない。

 だったら俺は……ぶっ倒れるまででも斬り続けてやる!


「私の武器と鎧が!?」


「これで終わりだ!!」


「【刀】スキル『一刀両断』が解放されました」


 刀スキル最後の技が解放されたというのが聞こえたがそんなの関係ない! 使えるんだったら使ってやる!


「『一刀両断(いっとうりょうだん)』!」


 連斬の最後の一撃に一刀両断を使い縦に振り下ろした。

 振り下ろされた刀はお義母さんのハンマーと鎧は綺麗に縦に斬られた。お義母さんは斬られていないようだが見たところかなり驚いている。

 それて俺は刀を鞘に納め終えると同時に意識を失った。最後に聞こえたのはリエの声だった。


「勝者ダイキくん!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ