決闘開始!
お久しぶりです! 活動報告のところに載せていたとおり扁桃腺になってました。今後も頑張るので改めてよろしくお願いします!
「じゃあ、審判はどうしょう? 私の旦那はさっき気絶してまだ目を覚ましてないからね」
「この中でいちばんステータスが高そうなリエにしますか。ってことで頼めるかリエ?」
「いいよー、どうせボクも見てるんだから審判やるよ」
いくらリエでも決闘で不正とかはしないだろうし、リエの動体視力なら正確に判断できそうだからな。
武器は久しぶりに使うけど俺の愛刀の白雪だな。最近は魔法に頼ってたからな、いい機会だし屋内戦用に刀もたまに使わなきゃだな。
「じゃあ、両者は事前に使う武器を言っといてね?」
「ああ、俺はこの刀で戦うよ」
「私はこのハンマー2つを使いますね、ルールは先ほど説明したとおりに」
そして俺とお義母さんは指定の位置につき武器を構えた。一瞬の油断が命取りになるだろう、負ければティアとの結婚は……いや、戦う前から負けることを考えていてはダメだ。勝つことをイメージしなければ。
「じゃあ、カウントダウンを始めるよ! 10、9、8……」
お義母さんは重そうな鎧を着て大きなハンマーを2つ持っていたが動いていても重そうにしてるようには見えなかった。
「6、5」
つまり、お義母さんのステータスが高い、またはあのハンマーの能力(ちなみに鑑定はしていない)によるものか。それかその両方か……
「3」
それにあの鎧も何らかの効果を持っているだろう……見ただけでも普通の鎧とは違うと一瞬で感じとれる。
「2」
おそらくお義母さんは開始直後から向かってくる筈だ。ならこっちも一気に決めるか、攻撃を受ける直前に回避する他ないだろう。
「1」
だったら俺は……
「0!! 始め!」
一気に決める! 開始の合図がした瞬間に地面を思いっきり蹴り前へと踏み出した。
一方お義母さんはというと……動かずにこっちをまっすぐに見ていた。
「なぁ!? くっ、『居合い斬り』!」
「『不動の構え』」
お義母さんの目の前まで一気に近づいた俺は周囲を壊さない程度の威力で居合い斬りを放った。それに対しお義母さんはなんらかのスキルか技を使いハンマーで防いできた。
刀とハンマーがぶつかり鈍い音が響き辺り、砂が舞い上がり視界が塞がれたので俺は慌てて後ろに跳び距離をとった。
煙が晴れると謎のオーラのようなものを纏いハンマーをクロスさせているお義母さんが仁王立ちしていた……
「ふふふ、驚いているようね。でも悪いけど決闘が終わるまではさっきの能力は教えないわ」
「マジですか……まあ、負ける気はないんでいいですけどね。『飛斬』!」
今度はかなりの威力と速度の飛斬を使い遠距離による斬擊を飛ばしたのだが、当たると思った瞬間にはお義母さんはその場には居なく代わりに横からの衝撃が俺を襲った……
「ぐはっ!?」
衝撃により吹っ飛ばされる時に見たがお義母さんがすぐ横にいてハンマーを振りかざした後だった。
吹っ飛ばされた俺はホールの壁に直撃して地面に倒れそうになったがギリギリで堪えた。
「なんだったんだ今のは……一瞬で俺の横にいたように見えたが」
「なにかしらね~? でも、私の攻撃に耐えたのは褒めてあげるわよ。じゃあまた行くわよ」
再びお義母さんが一瞬で近づいてきて攻撃してきたが紙一重で避け鎧に守られている腹部に一撃を入れたがまるで手応えがない。
なんとか体制を立て直し50m程だが距離をとった。この時俺はとても焦っていた、攻撃をしてもまるで手応えがないどころかカウンターでなければ一撃すら入れれない。
それに対しお義母さんの攻撃はとてつもない威力でありながら速さもかなりある。
いったい何故なのだろうか、ステータス差はかなりあると見えるのに同じどおろか俺よりおそらく高い。
いったい勝てるのだろうか……勝つ方法はあるのだろうか。仮にタイムアップでも問題はないだろうがそれは俺の小さなプライドが許さないと言っている。
「さてと、本番はこれからよ?」
「勿論ですよ……絶対に負けませんからね」
残り時間は3分を切っていた……本当の決闘はこれからのようだ。




