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龍の里へ到着!

今回は始めの頃からずっと我慢してたのを書きました!

「大きい門だな……100mは余裕であるな」


 龍の里へ到着してまず俺達が見たのは里の入り口と思われる大きな門だった。これってどうやって開閉してるんだ……?


「この門は初代龍王様がお作りになられた物なんですよ、初代様いわく『開けるの面倒だったら攻めてくる馬鹿もいなくなるんじゃね』とのことです」


「それで自分達も面倒だったら駄目だろ……この里の皆は集団で引きこもりでもやってんのか?」


 外壁も門と同じサイズってことは登る奴もいないだろうし、どうやって生活してんだよ。これであの国より技術的に上だったら驚くぞ……ん? あの国?


「なあ、みんな……俺はとても重要なことに気づいた」


「どうしたのダイキくん? いつにも増して真剣な顔してるけど」


 俺はこの世界に来てから数ヶ月がたった……そして、始めにいた国でずっと生活していた。貴族にも一応なったし、国王とも顔見知りだ。だが、重要なことを今まで知らなかった……


「あの国と国王の名前ってなんだ……」


「「「は?」」」


「ちょっと待って!? それ本気で言ってるのかな!? ダイキくんがこの世界で数ヶ月暮らしてた国だよ!?」


「そういえばマスターは変なところで抜けてましたね……」


「ダイキ様それはちょっと……奴隷として来たわたしですら知ってますよ……」


「ダイキ様は一時期図書室に籠ってたんですから知ってるのでは?」


 図書室に籠ってたのは確かだ……だが大概スキルとか魔法とか魔王のこと調べてて歴史とかは全然調べてなかった。ていうか、歴史とかは苦手だから歴史の本とかはすぐに目をそらしてた……


「ダイキくんらしいと言えばそうだけど……」


「マスターの一般人としてのレベルはもはやゼロですね……」


「そうですね……まさか国の名前すら調べてなかったとは」


「ダイキ様は早々に神になったほうが良いのでは、皆様も思っておりますわよね?」


 みんなの視線が心に痛いて……って、それよりも国の名前はなんだろ?


「はあ……ここはボクが説明するよ。あの国はアーロンド王国で約500年前に建国したんだ、今の国王の名前はグラウス・ベルン・アーロンド国王って言うんだ」


「あの国王にそんな名前が……いつも国王としか呼んでないし他の奴も国王陛下って言ってて気づかなかった」


 この世界に来たときは城から追い出されて忙しかったしな……式典の時はリエのお仕置きのことで頭ほとんど埋まってたから。

 それにしても数ヶ月暮らしてたのに知らなかったって自分でもどうかと思うな……変なときに抜けてるから困るんだよなー。


「まあ、武神国に行く前に伝えられて良かったよ……もしも、知らずに行ってたら笑われてたよきっと」


「なんか、すまないな……以後気を付ける」


 にしても誰も教えてくれなかったのはどうなんだ? まあ、聞かなかった俺も俺なんだが……


「そろそろ門が開くようですから少し離れましょうか」


「お、そうか。ていうか着いたって連絡してたんだな」


「念話を使ったので、ダイキ殿も全スキルから使おうと思えば使えますよ?」


「じゃあ、今度試してみるから相手よろしくなティア」


「はい! 我が旦那様の為ならもちろんです!」


 話してる内に徐々に門が開き龍の里への入り口が開いた……たくさんの歓声? と共に……


「「「龍神様ようこそ龍の里へ! 龍王様おかえりなさいませ……」」」


「「「…………」」」


 ……明らかにティアが帰ってきたのをガッカリしてるな。そのティアはアスト達に見られて顔をそらしてるし。

国の名前と国王の名前を後から知るっていうのはずっと書きたくても我慢してたのでスッキリしました!

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