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武神大会について

 新婚旅行から帰ってきた翌日、俺達はお土産を渡すためにギルドなどを廻っていた。

 ギルドマスターとロインさんには普通に喜ばれたがサタンの時が大変だった……。サタンはこれまでも贈り物を貰うことがあったが、ほとんど下心があるものばかりだった。

 親以外に初めて心の籠った物を貰ったので感動して泣きじゃくってしまった……サタンいわく『ダイキ様のような使い魔にも親切な態度をする主に遣えさせてもらえて自分は幸せものです!』とのことだ。


 そんなことがあったが無事に配り最後に国王のいる城へと来ていた。


「おお! ダイキ殿来てくれたか! 反応を見る限り手紙は読んでないようだが……」


「あー、手紙はいろんな所から来てたからまだ読めてないんだ。悪いな、お詫びといっちゃなんだが新婚旅行のお土産に新鮮な食材とかを持ってきた」


 あんな量の手紙を見るような元気はいまの俺にはない! でも、新婚旅行に行ってから手紙が増えたみたいだけど何かあったのか?


「手紙の件はこの場で話をする、それと土産については感謝させてもらう」


「そうか、じゃあアスト達も一緒で構わないか? 重要なことなら席を外してもらうが……」


「それについては創造神様達にも関係があるから大丈夫だ、では話させてもらう。実はだな……来月に武神国で決闘大会があるのだ、その名も武神大会というらしい」


 武神国に武神大会って……それを考えたやつネーミングセンス悪いな。でも、そんな名前の国と大会ってことはその国の国王は……


「ダイキくんが考えたとおり武神国の国王はこの世界の神の一人で武神だよ、武神は頭はそこまで良くないけど戦いについては神の中でも最も強いと言われているよ」


「そうか……言われているってことは実際に戦ったことがあるのか?」


「無理無理! そんなことしたら沢山の世界に影響を及ぼしちゃうから! ただ、実力で言えばそう考えられるってことだよ」


 なかなか面白そうな奴だな……でも、なんで俺に大会の話をするんだ?


「その武神からダイキ殿に招待状が届いておるのだ……これがその招待状だ」


「どれどれって……うわぁ、いかにも脳筋が書いたような感じだな」


『最近半神となったそなたと仲間の者に武神大会への招待状を贈る! 是非とも我が国へと赴いてくれ! そして、我と拳で語り合おうではないか!』


 なんだこの頭の悪そうな奴が書いた手紙は……でも、最近暇になってきたしちょうど良いかな?


「ダイキくん、ボクもじゃあ出ようかな? 武神には随分と苦労させられたからね……何かあったら毎回ボクが後処理させられるってのに、今度はこんなのまで開こうとしやがって……」


「お、おう……俺も出ようとは思うけどアスト達はどうだ?」


「「「もちろん出ます(わ)!」」」


 これで全員参加になったな、来月が楽しみだな! そういや、誰かと戦うのって初めてじゃないか?


「そうだな……魔王とか魔物とかとはダイキくんも戦ってたけど人と戦うことは無かったね!」


「おお! ますます楽しみになってきたな! で、ルールとかは……」


 招待状にルールが記載されていたが、基本的には問題なかった。


・魔法やスキルの使用は許可する。

 ※威力が高くても場外には被害が出ないように特殊な結界が張られている

・武器はどんな物でも大丈夫だが呪いが掛かっている物などで自分や周囲に害を与えるのは禁止。

・何があっても相手を殺してはならない。

・不正などはしない。


 これが主なルールだった。他にも細かいルールがあったがこれ以上に重要なことはなかった。


「では、参加ということでよろいしですな? 申し込みは今週の終わりまでだったので今日中に武神国に手紙を送らなければならないので取り消しなどはできませんよ?」


「ああ、じゃあよろしく頼む。今週末はティアの両親に結婚の挨拶をしに行くからよろしくな」


「わかりました、何かあればダイキ殿がお戻りになられるまで耐えてみせましょう」


 ということで武神主催の大会への参加が決まったのだった。龍の里ではついでに特訓でもするか。

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