皆の想いと決意
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これからも頑張っていきますので楽しんでください!
夕食にバーベキューをしたあと、俺以外のみんなはオカマ天使に連れられて別荘の中へと入っていった……
「いったい何があるんだか……あんたは聞いてるのか?」
「ええ勿論よ、あたし達二人で企画したんだから知らない筈ないでしょ?」
そりゃそうだろうな、オカマ天使のことだからリエ達に手を出すこともあるまい。こう考えるとオカマ天使である意味正解だったな。
「おまたせ~! お風呂も入ったから時間かかっちゃった~!」
「おかえり…………」
別荘の中から出てきたのはオカマ天使と浴衣を着たリエ達だった……
リエは薄い青、アストは翡翠色、エミリは薄い紫、マリアは黄檗色、ティアは赤い浴衣をそれぞれ着ていた。正直に言ってこれは夢なのではないかと俺は思っている……
「マ、マスター……その、似合ってるでしょうか……」
「あ、ああ……みんなとても似合ってると思うぞ……」
「どうかしらあたし達のサプライズは? しかもまだ本番はこれからよ!」
オカマ天使の一人がそう言うと海の向こうからドンと何かが爆発するような音が聞こえ辺りが少し明るくなった、見てみると暗い空には花火によって色とりどりに彩られていた……
「さあさあ! 新婚さん達は椅子に座って! いまかき氷を持ってくるからねぇ!」
オカマ天使はアイテムボックスからかき氷機を取りだしかき氷を作り始めた……
「綺麗ですねダイキ様! 花火なんてわたし初めて見ました!」
「そうかエミリ……それにしてもこっちで花火が見れるなんて思ってもみなかったことだな……」
「これもダイキくんのお爺ちゃんがこの世界に来たときに広めた物の一つなんだよ!」
そっか爺ちゃんが……でも、花火を見てこんなに楽しいと思ったのは初めてだな……
「きゃー!? 頭が痛いですわ!?」
「くっ!? なんという……これがかき氷という物なのか……ここまで精神を鍛えるものは初めてだ……」
「マリアちゃんとティアちゃん……それはただ急いで食べたからだよ……」
リエがツッコミだなんて珍しいな……普段ならリエが二人の立場なのに……
「いくらボクだからって酷くないかな!? って……頭が……」
「あ、やっぱりリエはリエだったな」
「「「そうです(わ)ね」」」
それにしても花火綺麗だな……新婚旅行じゃなかったら父さんと母さんも連れてきたかったな……
「ふふふ……大輝よ甘かったな! 父さん達ならとっくに来ていて夫婦水入らずで楽しんでるわ!」
「大輝~! あなた達ももっと楽しみなさい~!」
まじか、いつから居たんだ? って近くに更に大物が……
「リエー! 可愛いぞー! もっとパパの方を向いてくれー!」
「あなた~? すこし落ち着きましょうか? リエ達も楽しむのよ~!」
リエの両親もいつの間に……まあ、花火を見るなら人が多いほうが楽しいか!
「サプライズはどうかしらダイキちゃん?」
「ああ……最高だよ。それとただの変態天使だと思っててすまなかったな」
「ふふ! それじゃあたし達はあっちに行ってるからリエちゃん達と楽しみなさい! あと、リエちゃんと結婚してくれてありがとうね」
「ああ……ありがとうございました」
でも、あんな格好じゃなかったらもっと格好よく見えただろうな……まあ、それはさておき。
「楽しいですねマスター……」
「そうだな……みんなと出会えて本当に幸せだよ俺は」
「それは違いますよマスター? 私達みんなが幸せなんです」
「「「そうです(だ)よ!」」」
そっか……本当に幸せものだな……みんな個性豊かだけど想いはきちんと繋がっているしな。本当にこの世界へ来れて良かったな……
「マスター……私はスキルとして生まれました……でも、マスターのおかげで感情も生まれてこの身体も手に入りました。マスターと一緒になれて本当に幸せです」
「ああ……ありがとな……」
俺と一緒になれて幸せか……誰かにここまで想ってもらえるなんてな……
「ダイキくん、ボクだってダイキくんと一緒になるのが何年も前から夢だったんだからね! これでも君の過去についてはほとんど知っているんだから!」
「リエみたいな神様が一緒に居てくれるなんて本当にありがとな……それと何で俺の過去のほとんどを知っているかはまた今度聞こう……」
神の夫で自分も半分神になったんだよな……ほんとなら驚くことだらけなんだけどな。でも、驚くということよりリエと一緒になれて嬉しいという気持ちでいっぱいだ……
「ダイキ様……本来ならわたしは奴隷として処分されるか酷い人生を送るところでした。でも、ダイキ様はこんなわたしを本当の意味での幸せにしてくれました。そんなダイキ様がわたしは大好きなんです!」
「そ、そうか……ありがとなエミリ。これからもっと幸せにしてやるからな」
いきなりの不意討ちだったな……でも、大好きか……みんなは本当に俺と一緒にいて幸せだと想っていてくれているんだな。
「ダイキ様、わたくしは魔導書です。しかし、ダイキ様はこのようなわたくしを受け入れてくれました……ですから、わたくしもダイキ様が受け入れ続けてくれる限り絶対に離れませんわ!」
「ありがとうマリア……こんな俺だがこれからもよろしく頼むな。また、あの時みたく俺の心が危なくなったら頼むな」
「勿論ですわ!」
マリアはああ見えても家族想いなところが沢山あるからな……昔の持ち主のことは俺はなにも知らないがマリアには俺と一緒に居てほしいしな。
マリアが自らの意思で離れない限りは俺はマリアを一生支え続けよう。
「ダイキ殿……自分は不器用であまり人間の世界については詳しくはない。だが、これだけは分かる……ワタシはダイキ殿のことが大好きだ! 何があってもワタシはダイキ殿の側を離れないからな!」
「ああ、今の俺なら言えるよ……誰も信じられなくなってもティア達のことは絶対に信用できる。たとえ国から追い出されたって俺はティア達のために頑張れる。だから、ティアが嫌だと言わない限りは死んでも守り続けて一緒にいるよ」
「ああ! これからもこんなワタシだがよろしく頼むダイキ殿!」
父さん達が死んだあの日から俺は誰も信頼出来なくなっていた……でも、リエ達に出会った。そのおかげでまた父さん達とも一緒に居られている……そのおかげでまた周りを信頼できる。
これからの人生、魔王や邪神と戦うことになるかもしれない……いや、戦うことになるだろう。
だが、俺は最後までみんなのことを守り続ける……たとえ相手が神だろうと同じだ。相手が俺の周りのみんなを傷つけるのならば俺は立ち向かう……だから俺は誓おう……
みんなを傷つけるものがいる限り俺は戦い続ける、たとえどんな困難が立ちふさがろうともそれは変わらない……俺がみんなと幸せに過ごす為ならば!




