水着回!?
今回は水着回……です……一応は……
俺は水着に着替えたあとビーチパラソルとレジャーシートなどを用意するために先にビーチへと来ていた。
「それにしても暑いな……日差しも強いし……」
先ほど温度計を確認したら37度という猛暑だった……海にはぴったりな日だけどこれは暑すぎるな。
「だ~れだ!」
後ろから目隠しするようなお子ちゃまは俺達の中に一人しかいない! なんで、こいつはこんなアホなんだろ……
「リエ……神様として恥ずかしくないのか……」
「う、真面目なトーンで返されるとは……しかも正解だし……」
「すみませんマスター、私達も止めたのですけども……」
つまりいつもどおりだな……こいつは学習という言葉を知らんのか……
「お前みたいのが神様とかこっちが恥ずかしくなってきそうだぞ……で、前が見えないから手を今すぐにどけろ」
「はーい……では、ボク達の水着をどうぞ!」
「どれどれ…………」
手がどけられるとそこには水着姿の美女美少女がいた……まじで似合ってるなみんな……
「ど、どうでしょうかマスター……似合ってると良いのですけど……」
「あ、その……とても似合ってると思う……」
アストは普段と一風変わって黒いビキニで同じく黒いパレオを腰に巻いていた……アストの髪とも合っていてとても良い感じになっている。
「わたしはどうでしょうか……」
「ダイキ様、わたくしはいかがですか?」
「ダイキ殿……どうだろうか……」
「エミリ達もスゲー似合ってるぞ……」
エミリはワンピース? のような水色の水着でマリアは白いビキニ、ティアは翼などはどうやったか知らないが見あたらず赤いビキニを来ていた……俺の嫁達のレベルがマジでヤバいんだが……
「ダイキく~ん! ボクはボクは!」
「似合ってると思うぞ…………そのスク水……」
リエは相変わらずだった……ていうか本当にスク水で泳ぐ気だったんだな……呆れを通り越してその度胸に尊敬しそうだ……
「マスターあの……問題が一つありまして……」
「わたしもちょっと……」
「どうしたんだ二人とも?」
なにやら恥ずかしそうにモジモジしてるな……これはまさか……
「「実は私達泳げないんです……」」
「そうか……だが」
「「だが?」」
「俺も泳げない……ていうか泳ぎたくない……」
「「…………え?」」
実は俺は泳げない……ていうか泳ぎをまともに教わったことがない。
小学校の頃には既に苛められていてプールで何回溺れたかも分からない、中学では小学生のがトラウマになりプールの授業は毎回休んでいた。高校ではプールの授業は無かったので本当に泳げない……ていうかトラウマを思い出しそうで結構恐い……
水中で足を周りに引っ張られ続けるのは本当に恐怖を感じるからな……
「そうでしたか……私達はマリアさんに泳ぎを教わってきます……」
「ダイキ様……その、元気だしてください」
「ありがとうな二人とも気を使ってくれて……俺は砂の城でも作ってるよ……」
アスト達の水着を見て上がったテンションはまるで真冬にきたように下がっていた……
「こうなりゃ魔法も使って凄い砂の城を作ってやろうしゃないか!」
こうして俺はせっかくのビーチなのに一人虚しく砂の城を作り始めた……これって本当に新婚旅行なんだよな? どっちかって言うと合宿じゃね?
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あのあともアスト達に気を使われながら過ごし夕方になった……昼はティアが水中に潜り採ってきた魚介類ともともと持ってきていた肉でバーベキューをした。午後も砂の城を作っていたらいつの間にか本物のような城が出来ていた、勿論砂だけど。
「はぁ~疲れた~! 海っこんなに疲れるんだねダイキくん!」
「それは俺への嫌みか? なんだ砂に埋めてほしいのか?」
「お! それもいいね~! あの横になって首だけ出てるやつ!」
「なにを言ってるんだ? 俺は横に埋めるなんて言ってないぞ? 縦に頭だけ出して埋めるんだよ」
「なんですと!? ダイキくん……冗談だよね?」
俺は微笑みながらリエを見た……もちろん目は笑っていない……
「明日が楽しみだなー……ははは」
「待って! 何が楽しみなの!?」
「マスターとリエさんそこら辺で……今日はリエさんの連れてきたという天使の二人組がお夕飯を作ってくれたのですから」
そう言えばそんなのが居るって言ってたな、いったいどんなの何だ?
「なあリエ、天使の二人組ってどんなのなんだ?」
「あはは~……見た方が早いよ? 大丈夫、家事は出来るから」
「家事は? どういうことだそれ?」
「あとダイキくんに手は出さないように言っておいたからね」
なんだろう……凄い不安になってきた……手を出すなってことは暴力的とかそういうことなのか? これから別荘に入るのか……覚悟を決めておくか……




