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Fighters  作者: 杉野原 清
Battle by a shadow編
6/6

シャドウトーナメント

 3ヶ月後、

ターボンの口から出たトーナメントの存在

弾丸は、はりきっていた

「兄貴ィッッッ!!!」

不良少年充が弾丸に喋りかける

「なんだ充?」

「ワシ、弾丸の兄貴が例のトーナメントに出るならワシも出ますッ!!!」

弾丸が驚いた

「充、お前本気で言ってるのか!?」

「ハイ、ワシはこのトーナメントで、ワシの実力がどこまで通じるか見てみたいんです!」

「充・・・」

「兄貴、止めやんといてください!!!ワシも不良です、だてに不良やってるわけとちゃいます!!!」

「その突っ張り魂、期待してるぜ!!!」

充が喜び

「あ・・ありがとうございます!!!」

その後、弾丸は己の力がシャドウを経て、どれ程強くなったのかを確かめるべく道場破りに出たのだった


 「こちら谷岡守と言います、一体どのご用件で?」

弾丸はためらいもなく

「ツッオオオァァァアアアアアアアッッッ!!!」

前方押し蹴りを軽く解き放った

「~~~~~~~ッッ!?」

「この通り道場破りしに来たんだ・・さっさとやろうぜ」

すると道場の師範谷岡が怒った

「君、来たからにはとことんやってもらうぞ・・・」

「ヘッ、そんなの言わんこっちゃねぇぜ」

すると谷岡が蹴りを放った

「バオンッッッ」

空気が裂けた

恐らく最初に闘った相手充の2倍以上は強い蹴りだっただろう

だが弾丸はびくともしなかった

「!?」

あまりの意外さに弾丸も驚いた

「お前・・本気で蹴れよ!!!」

弾丸が叫んだ

叫び声が道場に響いていた

繰り返し繰り返し響き続けるこの声が谷岡の心を突いた

「え!?通じない??」

「てめぇ、子ども見たいな蹴りしやがってこの野郎~~~」

「ちょっ、」

すると弾丸は飛び膝蹴りを実行した

顎にクリティカルヒット!!!

「パクパクッ」

そして蹴りが顎に直撃し、痺れた谷岡にとどめの正拳突き

「せいっ」

谷岡が道場に立つことはこの日にはもうなかった・・・


 残り2カ月

弾丸は筋トレを普段の2倍やっていた・・

せめぎゆく筋と筋がやがてつまり、疲労がやってくる

その後に超回復が起ころうとしていた


 残り1カ月

ターボンと居酒屋で飲んでいた

「トーナメント選手の組み合わせが完了した」

「A~Hまでの16人がエントリーすることになっている

「ちなみにお前はBブロックだ」

「俺はGブロックだから運良くお前と決勝で会えるだろうよ」

弾丸が言う

「お前、この数日何やってたんだ?やけに日本語がペラペラじゃねぇか」

「おいおい、話をそらすんじゃねえよ・・お前の1回戦の対戦相手はギリシア人」

「格闘スタイルはパンクラチオン」

「!!!」

弾丸は驚いた次にこう言う

「おいおい、パンクラチオンって滅んでいたんじゃなかったのか?」

ターボンが自慢げに話す

「実はな、パンクラチオンが時を経て近代格闘技として復活を遂げたんだ~」

「まじかよ・・いきなりスペシャルマッチじゃねぇか」

「いいか、このトーナメントは全世界中からシャドウが絞りに絞って選び出した濃厚なトーナメントなんだ」

「中にはお前と闘ったやつとかも出ているんだぜ!!!」

「詳しくは当日発表だぜ」

「こいつは楽しみだぜ!!!」


 当日

「さぁ~~~~~~~~開かれましたぁぁぁぁぁシャドウ初のトーナメント戦です!!!」

「ではさっそく、参加者の発表に移らせていただきますゥーーーーーーーー」

「まずはAブロックの選手の発表です!!!」

「日本の空手会の最大の大砲!!!」

「砲丸選手ーーーーーーーーー!!!格闘スタイル空手!!!!!」

弾丸は驚きを隠せなかった

かつて修行時代の先輩がこのシャドウのリングに立っていたのだから

「フフフ」

弾丸が驚くことを知っていたターボンはにやりと笑う

「なんで、あなたがいるんだ・・・!?」

そして実況が対する相手を発表する

「対するはーーー相撲界屈指の剛腕!!!!!」

「白松龍選手ーーーーーーーーー!!!」

「何っ!!!」

弾丸はまた驚いた

そして弾丸は確信した

「このトーナメント、誰が優勝するのか全く予測出来ねぇ」

「続きましてBブロック、空手会のピストル、弾丸選手ーーーーーーーーーー!!!」

「対するはーーーーーーーッッッパンクラチオンのリボーン、マクドナルト・マークソン選手だぁーーーーーーー」

「まだまだ行きますCブロック、ブラジルのオカマカポエイラーーーーマカオ選手ーーー!!!!」

「対しますはーーー邪悪なる柔道使い、金紙毅選手!!!!!!!!!」

「ドンドン行きましょうーーーーDブロック、まさかまさかの未知なるボディービルダー!!」

「ジャッキー・ターキー選手ですーーー!!!」

「対しますはーーーーーアメリカンプロレスNYのダイヤモンド!!!」

「ダイヤ・モンドマン選手ーーーーーーー!!!」

「Eブロックーーーー!!!タイの金属バットーーーームエタイのぉーーージョン選手!!!」

「対しますはァーーーーーーアームナイフ!!!蟷螂拳使いのーーーレオ選手ーーーーー!!!」

「そしてそして気になるFブロックーーーーー!!!偉大なる不良スピリッツーーー!!!

「中矢充選手ーーーーーーーー!!!」

「対しますはーーーーー酔いどれジジィイイイイイイイ膳選手ーーーーーーー!!!」

「そしてGブロックーーー!!!」

「無名のヘビー級ボクサー!!!ターボン選手ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

「対するはーーーーーー毛剃りの達人ーーーキックボクシング!!!レッドデーモン選手ーーーー」

「そしてラストHブロックーーーーーーーー!!!」

「韓国のテポドン、テコンドー使いーーーーーーーーー!!!」

「チャオ・ロー選手ーーーーーーー!!!!!」

「そしてーーー対しますはーーーーー中国の手刀ーーーーー!!!!!」

「斬・李ーーー選手ーーーーー!!!!!!!!!!!!!」

「以上の16名ですーーーーーー!!!!!」

そして、1回戦が始まろうとしていた


続く





 

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