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なゆちこ。  作者: 黒やま
始動ノ巻
1/12

~四人の少女の朝~

初連載小説。


まだ内容はこれといって決まってませんが、


いろいろぶっこんでみたいなとは思っています。

ピピピピピッ ピピピピピッ



規則正しい目覚まし時計のアラーム音が鳴った。


カチッ


時計のアラームを消して、すっとベッドから身を起こし、


カーテンを開け朝日を体中に浴びて一回伸びをする。


「今日もいい天気。」


目を細めながら少女はいった。



杜崎(もりさき) 菜穂子(なほこ)だった。



着慣れた制服に着替え、


ボブカットの真っ直ぐな黒髪を


丁寧に櫛で梳かして朝食を摂りに階下に向かう。


朝食をすませて一服すると、


いつもと同じく余裕をもって家を出た。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ピッーーーーー、ピッーーーーー



携帯電話のアラーム音が部屋中に鳴り響いていた。


「ん~~。もう少し・・・むにゃむにゃ。」



鷹野(たかの) 琴子(ことこ)は未だ夢の中のようだ。



起きる気配はまったくみられない。


彼女が起きるのはこれから一時間後のことだった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


気づくと、そこは見覚えのない廃墟であった。


「あれ~? またやっちゃたのかな・・・。」



三木(みき) 千世子(ちよこ)は枕ひとつ抱いて



寝てる間に移動してしまったのだった。


「戻れるかな~。まっ、歩いてればそのうち辿りつくか。」


と、とりあえず外につながる出口に向かって


とぼとぼと歩いていくのであった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



永山(ながやま) 侑子(ゆうこ)は朝から道場で稽古をしていた。



・・・が、



グゥ~~~~~~~~



「腹減った・・。」


シャワーを浴びて、朝から米三合を平らげた。


なんという食欲なのだ。


「うーん。食った、食った。あっ、ちょうど学校行く時間。

さっすがあたしの腹時計!ちゃんと計算してるんだな。」


そして手早く制服に着替えると


勢いよく扉を開け学校へと向かっていくのであった。










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