表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/63

第七章第八話

みやびが電話に出た。若い私は、噂の真相をみやびに聞いた。そして・・・

「あのさ、噂を聞いたんだけど、みやびのクラスの杉下とみやびが付き合っているって聞いたんだけど。本当?」私はおそるおそる聞いた。「そうよ。本当よ。」みやびはあっさりと肯定した。「そうか。はっきりわかって良かったよ。」私はしどろもどろになりながら、涙が溢れるのを堪えて、電話を切った。ひどすぎる結末だった。経験した過去でもフラれて、別の世界でもフラれた。ダメージは大きかった。

二度も同じ女にフラれたダメージは大きかった。私はこの世界への執着心が急速に薄れていくことを感じた。しかし、もう一度、懐かしいあの母校へ行きたくなった。月曜なので、若い私は、落ち込みながらも、学校へ行った。私は、自分の部屋の壁の前に立った。母校へ行きたいと願った。再びどこでもドアが壁に表れた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ