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第六章第四話

クリスマスと年末が近づいてきた。一年で一番心が沸き立つ時期だが、この頃は、そうでもなかったらしい。

クリスマスと年末が近づいてきた。大人になって忙しく働くようになってからは、一番心沸き立つ時期になったが、この頃はそうでもなかったようで、若い私はあまり浮かれていなかった。

この頃の若い私は、みやびのことを忘れようと、同じクラスの、良いなと思った女の子にすぐに電話をかけては、フラれ続けた。若い私は、心が荒んでいった。 振り返ってみると、この高校一年の時は良くフラれた。こういう所は、私の記憶どおりなのだ。嫌な記憶である。



あんまり数多くフラれたので、女の子に対して、告白する勇気はついた。自慢することではないが、後で社会人になって考えると、物怖じしなくなったのも、この頃の経験のおかげかもしれない。まったく、自慢にはならないが。

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