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第四章第六話

若い私はみやびとの出来事を俊ちゃんに話し始めた。

Oは大沢といい、私の行きたかった高校に楽々と受かって、高校生活を楽しんでいた。俊ちゃんの家の近所に住んでいたので、よく顔を会わせていた。その彼が話しに割り込んできた。 「早く告白しちまえよ。その方がすっきりするぜ。」「うるせー、そんなことは言われなくてもわかってるよ。」「フラれるのが怖くてビビってんな、このヤロー。」「うるせーなこのヤロー!」若い私は大沢に掴みかかっていった。俊ちゃんはゲラゲラと大笑いしていた。大沢の足や私の手がいろんな奴らにあたり、さほど広くないHの部屋は大乱闘になった。やがて誰かが倒れると次々と皆横になり、やがて狂乱騒ぎの夜は白々と明けた。


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