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第四章第三話
夜7時に俊ちゃんの家に集まった若い私達は、Hの家に向かった。
夜7時に俊ちゃんの家に行き、他に友達が三人来て、五人でHの家に向かった。Hの家に行くと、さらにHの他に二人いた。他の高校だが、中学が同じらしい。私だけが、違う中学だった。そんなことは気にならなかったが、こんなに人が集まっても、女の子は1人もいなかった。私は部屋の隅で彼らの様子を見ていた。私の記憶どおりなら、面白いことが、もう少しで起こるはずだ。 違う高校のヤツが三人いたが、俊ちゃんの家であっていたので違和感は無かった。私は彼らの様子を興味津々で見ていた。やがて宴たけなわとなり、若い私は俊ちゃんを含んだ五人と酔っぱらってHの家の外へ出た。