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第三章第八話

みやびとの電話を終えた若い私は、やたらと喜んでいた。

電話を終えた若い私は、ガッツポーズを繰り返して喜んでいた。私はそのアホな姿を冷ややかに見ながら、考え込んだ。やはり、おかしい。私は確かに高校一年の夏休みにみやびに電話したが、あっけなく振られたのだ、やはりここは私の過去とは非常に良く似ているが別の世界なのか? 楽しかった夏休みが終えた。特筆すべきことは、私の身長がわずか1ヶ月半で10センチ近く伸びたことだった。毎日のように会っていた俊ちゃんはさほど感じなかったようだが、久しぶりにあうクラスメートはとても驚いた。このあたりは私の記憶と合致する。

若い私は毎日浮かれていたが、夜になると、電話の前で、ウロウロしていた。モヤモヤした日が続いた。そして9月の終わりの土曜日、私は電話をかけることを決断した。


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