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第三章第三話

白バイに追いかけられた若い私と俊ちゃんは逃げた。

「白バイだ。」俊ちゃんが叫んだ。二人は海の手前の海の家が連なる道沿いに走り出した。ライトが近づいてきた。私は道沿いにある松林の中に身を潜めた。透明人間だから隠れなくても良いのだが、条件反射で隠れてしまった。二人は海の家のせりだした入り口の下に隠れた。白バイが猛スピードで走って行った。うまく逃げられたと思った。しかし・・・通りすぎていったと思った白バイが凄いスピードで戻ってきて、海の家のせりだした箇所をヘッドライトで照らしていった。海の家は全部で六軒あるが、私と俊ちゃんが隠れているところは次に照らされる所だった。

ライトの明かりが二人が隠れているあたりを照らした。しかし、そこには誰もいなかった。白バイ警官はチッと舌打ちして走り去った。

おかしい。私の記憶によれば、俊ちゃんと私は、警官に見つかって職務質問されるはずだった。どういうことだ。ここは私の過去の世界じゃないのか?私は何がなんだかわからなくなって混乱した。


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