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再び旅立つ時!

《登場人物紹介》


【蓮ちゃん】 プロローグ編の主人公、この物語の 作者。

訳あってあらゆる時代を行き来している天女。

秘密多きピンク色のツインテールの少女。

旧知の友『鶴姫天』を助けに行く為、悪戦苦闘中。


【てやんでぇ】蓮ちゃんに無理やりに連れていかれ

た現在(平華絢爛314年)の天上界に住んでいるカエル。

人間の言葉が話せる「江戸っ子カエル」


【鶴姫天】 蓮花とは、天上界創世以来の旧知の友の天女。


【ねね】 天空の5兄弟の母親。ミアキスの獣天女。夫は、梅虎天。


【梅虎天】 大虎が獣天人になってからの姿。

天上界最強の『妙魂十二天』の一人。

天上界では、多方面に影響を与える重要人物。

ねねの夫であり、天空の5兄弟の父親。





「うっぅぅ」

下を俯いている桃色の髪の幼女の足元が、徐々に涙で変色されていく·····

「ねねよ! あんたの思いは、うちが必ず·····」


真っ赤に腫れ上がったその瞳の奥には、再び、覚悟のともしみの炎が燃え盛る!

(鶴!ねね!二人ともうちを置いてきぼりにするなんて·····待っててよ!必ず、うちが·····)

そこには、またもや友に先立たれた幼女の姿があった·····。


でも···············


パシィーーーーン!!!


「気合いよし!いつまでも、くよくよしてられへんのよ!うちはそんなに暇人じゃないからね」

と、自分のほっぺを両手で、叩いて気合いを入れ直すレン。


さてさて、これからどうしよっか·····。

両手の腕を組みながら、これからの事を考えるレンに、突如、名案が天から降り注ぐ!


「確か!梅虎天と言えば、数千年前に誕生したはずなんよ~!確か·····?天人に成る前は、大きな虎だったはずやわ!その時代から追えば、きっと、梅虎天が消滅した原因がわかるかもね!」

自分のアイデアに自分で相槌を打つレン。


そもそもなんで、そんな事をレンが知っているのかと言うと、この幼女! 確かに見た目は10歳に満たない幼さだが、実は、天上界が誕生したと言われている、今から三千年以上も前から、天女をしている最古組だったのだ。


それはつまり! もう三千年以上も生きており、天上界を見守ってきた一期生とも言うべき、大幹部天女を意味した。


それ故に、数千年前に誕生した梅虎天の事も、当然良く知っているのだった。


「よ~し♪ 決めたよ!うち。 今から、梅虎天が天人になる前の時代に行くよ♪ そして、梅虎天を助けて、ねねも助ける! 五兄弟も! そして、鶴も!」

「そうと決まれば♪ レッツゴ〜♪いざ数千年前へ!」

誰も居なくなってしまった梅虎天宮殿に、レンの元気な掛け声が、やまびこの様にこだました。


···············


···············


とは言うものの···············レンは急に躊躇しだしたのだ。


よう考えたら⋯⋯⋯

「一人ってめっちゃ心細いんよねー」

「どうしようかぁ~! あっそうや! ええ事思いついたわ!!! さっき、出会った変なカエル連れて行こうっと♪ ナイスアイデア☆うち!」


と言いながら、うちは作者特権を駆使して、さっき出会った緑カエルの「てやんでぇ」を強制連行して来てんな!


「イテテテーーー! なんだよ、いきなり! なんだって? オイラに一緒に今から数千年前に来いってか!!! んな無理じゃろうが!」

てやんでぇは、一瞬躊躇したけど⋯⋯⋯


「いいの♪いいのよ♪」

と言いながら、うちは、てやんでぇの後ろ足を掴んで、無理やり引きずり回した。

「おいおい! めちゃくちゃな作者やんけーーー」

と、叫んでいるけど⋯⋯⋯誰も助けには来ない·····。

「うちは逃がさへんでぇ! てやんでぇ」

抵抗するてやんでぇの足を、うちは思いっきり握りしめたってん。


そして、レンはこの時代にやって来た時の亀に似た霊獣を、小説に追記する事により、この場に呼び寄せたのだった。





【ページの一番下】に、【いいね】【ブックマーク】【ご感想】がございます。

いただけましたら光栄でございます。

「和風」和の美しさ✧︎*。【美】

「歴史ファンタジー」1000年以上に渡る壮大スト

ーリー 【歴史】

「天と魔」何かを巡って対立する勢力【バトル】

「犬猫」人間との関係は? 【愛情】

「欲望」全ての根源? 【煩悩】

「心境の映世 平華絢爛京」都 【豪華絢爛】

「天人、天女」【美少年、美少女】

色々な要素を含んでいる代わり種ファンタジー

ここに有り‼️


ご愛読お願いいたします(☆>ω<)

ブックマークしてね((( *´)` )チュッ♡


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― 新着の感想 ―
梅虎天を救う為連チャンは過去に行くといい出す。 てやんでえは可哀想ですが道連れw 蓮ちゃん! 無事に行ってこいよ(○´ω`○)ノ
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