母は、強し
《登場人物紹介》
【蓮ちゃん】 プロローグ編の主人公、この物語の 作者。
訳あってあらゆる時代を行き来している天女。
秘密多きピンク色のツインテールの少女。
旧知の友『鶴姫天』を助けに行く為、悪戦苦闘中。
【てやんでぇ】蓮ちゃんに無理やりに連れていかれ
た現在(平華絢爛314年)の天上界に住んでいるカエル。
人間の言葉が話せる「江戸っ子カエル」
【鶴姫天】 蓮花とは、天上界創世以来の旧知の友の天女。
【ねね】 天空の5兄弟の母親。ミアキスの獣天女。夫は、梅虎天。
【梅虎天】 大虎が獣天人になってからの姿。
天上界最強の『妙魂十二天』の一人。
天上界では、多方面に影響を与える重要人物。
ねねの夫であり、天空の5兄弟の父親。
「ねねよ! 恐らくは梅虎天は、何処かの過去で、『帰魂』されている!!!」
それは、うちからの突然の苦痛の告知だった。
それでもねねは、顔色を一つも変えずに、平然とした態度でいた。
流石は、あの雄々しい猛虎の妻やね。
肝が据わっており、並大抵の事には、その心は動じない!
ほんま、凄いよね! うちも早よ、誰かと結婚しやなあかんね。
いい人どっか居ないかなぁ~
やっぱ、天人がいいよねぇ~
うちのタイプの男性はとぉ~
···············
···············
このレンの婚活話は、長引きそうだったので、割愛させていただきます!
(あっ!あんた誰や? まさかのうちの恋話が流された!?!)
と、てな訳で、
『帰魂』とは、天人、天女達の今世の臨終を意味し、人間の概念で例えるなら『死』に類似している所はある。
ただし、人間の『死』と決定的に違うのは、来世も天人、天女になる権利が約束されている点である。
しかし、一度『帰魂』された魂は、天上界の奥地に安置されている『封魂塔』へと飛ばされ、数年から、数十年。長ければ数百年は、生まれ変わる迄、そこで時を過ごす事となるらしいのだが·····。
当然、その事は知っているはずのねねであった。
「····················ふぅぅぅぅ」
と、再びその沈黙を破る大きな深呼吸をしたねね。
彼女は、今にも心が折れても、おかしくない状況の筈なのだが、毅然とした態度を振る舞った。
そう、それは!自分は妻であると同時に、母親であるという固い意思の現れでもあった。
「そ、もう居ないのね·····しかし、あの人程の天人を、帰魂させれる相手なんかそうそう居ない筈だわ!一体誰なのかしら·····」
「魔?」
「六大魔障?」
それとも、まさか!「欲界の神!?」
次々へと出てくる猛者達。
しかし、勘のいいレンは、
「そんなんじゃない様な·····」
なんだか不愉快な違和感を感じていたレンであった。
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「天と魔」何かを巡って対立する勢力【バトル】
「犬猫」人間との関係は? 【愛情】
「欲望」全ての根源? 【煩悩】
「心境の映世 平華絢爛京」都 【豪華絢爛】
「天人、天女」【美少年、美少女】
色々な要素を含んでいる代わり種ファンタジー
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