神秘的な本❔
《登場人物紹介》
【蓮ちゃん】 プロローグ編の主人公、この物語の 作者。
訳あってあらゆる時代を行き来している天女。
秘密多きピンク色のツインテールの少女。
旧知の友『鶴姫天』を助けに行く為、悪戦苦闘中。
【てやんでぇ】蓮ちゃんに無理やりに連れていかれ
た現在(平華絢爛314年)の天上界に住んでいるカエル。
人間の言葉が話せる「江戸っ子カエル」
【鶴姫天】 蓮花とは、天上界創世以来の旧知の友の天女。
【ねね】 天空の5兄弟の母親。ミアキスの獣天女。夫は、梅虎天。
【梅虎天】 大虎が獣天人になってからの姿。
天上界最強の『妙魂十二天』の一人。
天上界では、多方面に影響を与える重要人物。
ねねの夫であり、天空の5兄弟の父親。
【紫芍】 平華絢爛314年の天界に在籍している物静かな不思議な天女。
【霊獣】 タイムスリップできる亀似の霊獣。
『時空間破壊系タイムスリップ霊獣』
【知りたい魔】自慢したがる煩悩の魔
「えっ!出れないってなんなん?⋯⋯まさか!」
「そのまさかケロよぉ!」
「えぇぇぇぇーーーうっそー!!!」
うちは、ほんまたまげたわぁー。
まさか、てやんでぇが今、うちの目の前にある真っ白な不思議な本の中に、スッポリ丸ごと入っちゃったとは⋯⋯。
何はともあれ·····うちは、てやんでぇの安否とどうやって入ってしまったのか、調べる必要があると思い、真っ白な光を発しているその本に、話しかけたんよ!
「てやんでぇ?一体どうやって入ったん」
「ん? どうやってって言われてもなぁ~ 確かおいら、恨み玉に弾き飛ばされて⋯⋯ そして、この本と衝突して⋯⋯? 気が付いたらこれだったんケロ!」
「う~~~ん???」
うちが、右手を顎に添えて、この摩訶不思議な出来事について、考察をしていたら!
「あーーー!!! お前ぇ 何さっきから、独り言、言うてるのさぁー 緑のカエルは、一体どこにやった!」
痺れを切らした知りたい魔が、その苛立ちを床に八つ当たりするかの様に、足をドンドンしながら叫び出してん。
「はっ! まだ戦闘中やったわぁ、考えるのは後やね! てやんでぇー そのバリアって、あんたのやね? それで恨み玉を押し切れるん?」
「おぉーそうでぇ~ やってみるケロ!」
すると、本の中で、てやんでぇが頑張ってくれてるんか?
徐々に、うちを庇ってくれていた巨大な緑の半透明のバリアが、恨み玉を押し返し出したのだった。
「なんだと!あたいの恨み玉が⋯⋯ 押し返されてるだわさ! そんな事が···· ! 」
優勢からやや押され気味の戦況変化に、焦りだした、知りたい魔が、最後の力を振り絞って恨み玉を増産してきたわ!
「てやんでぇ! これが恐らく、最後の攻防戦だわ! うちらも持てる力、全てで、この攻撃を耐えるわよーーー!いっけぇぇぇー!」
「ガッテンだ!」
どうしたらいいのか分からずに、うちは、気合いと応援に、拳の力が入った!
じわじわと恨み玉を押し返していくバリア!
負けじまいと、恨み玉を増産する知りたい魔!
お互いの術が、お互いの間でひしめき合っていた。
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「和風」和の美しさ✧︎*。【美】
「歴史ファンタジー」1000年以上に渡る壮大スト
ーリー 【歴史】
「天と魔」何かを巡って対立する勢力【バトル】
「犬猫」人間との関係は? 【愛情】
「欲望」全ての根源? 【煩悩】
「心境の映世 平華絢爛京」都 【豪華絢爛】
「天人、天女」【美少年、美少女】
色々な要素を含んでいる代わり種ファンタジー
ここに有り‼️
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