緑のおしり
《登場人物紹介》
【蓮ちゃん】 プロローグ編の主人公、この物語の 作者。
訳あってあらゆる時代を行き来している天女。
秘密多きピンク色のツインテールの少女。
旧知の友『鶴姫天』を助けに行く為、悪戦苦闘中。
【てやんでぇ】蓮ちゃんに無理やりに連れていかれ
た現在(平華絢爛314年)の天上界に住んでいるカエル。
人間の言葉が話せる「江戸っ子カエル」
【鶴姫天】 蓮花とは、天上界創世以来の旧知の友の天女。
【ねね】 天空の5兄弟の母親。ミアキスの獣天女。夫は、梅虎天。
【梅虎天】 大虎が獣天人になってからの姿。
天上界最強の『妙魂十二天』の一人。
天上界では、多方面に影響を与える重要人物。
ねねの夫であり、天空の5兄弟の父親。
【紫芍】 平華絢爛314年の天界に在籍している物静かな不思議な天女。
【霊獣】 タイムスリップできる亀似の霊獣。
『時空間破壊系タイムスリップ霊獣』
【知りたい魔】自慢したがる煩悩の魔
てやんでぇのお尻が近づいてくるわ⋯⋯
そのお尻は、段々大きくなって、うちの方へと向かってくるやんー
あーもう、うちの視界をはみ出るまでに、巨大化した緑のお尻。
「お尻が顔面に直撃!!!」
うちは、耐衝撃に目を瞑った!
キュィィィィィーーーーン!
突然! 閉じた瞼が光を通し、うちの眼球に光が差し込んで来たわ!
その光は、白い色素を含んだ何処か?懐かしささえ、感じさせる光源やった。
あれれ?衝突した衝撃が無い⋯⋯
うちは、その現状を確かめるべき、恐る恐る光を通して白い残影が焼き付いてしまった瞼を、開いてん。
「あれ? 」
まず、視界に入ってきた物は、緑のお尻では無く、豪華な刺繍が施された真っ白な光を放つ!今まで見た事が無い本が、うちの視界いっぱいに映し出された。
「てやんでぇと恨み玉は、どこ行ったの???」
うちは慌てて、身体を横に逸らし、白い本の側面から向こうを覗き込んだ。
その視線の先には、てやんでぇの姿は無く、緑の巨大なバリアが、うちに襲いかかってきた恨み玉を防いでへばりついててん!
「あれって⋯⋯確か⋯⋯てやんでぇの」
そう、そのバリアは、先程まで、てやんでぇが神通力で出していたその物を巨大化させた物だった⋯⋯。
「お~~い!蓮ちゃん、聞こえるかケロ」
!!!
姿が見えないが、確かに、てやんでぇがうちを呼ぶ声が聞こえて来たわ!
「て、てやんでぇーどこなん?」
うちは、てやんでぇが心配で、周囲をキョロキョロした。
だが、一匹のカエルの姿が見当たらない!
「こっち~こっちケロ~ 蓮ちゃん」
!!!
確かに、てやんでぇの声は、聞こえるのに、何処にもいないやん!
「たく~もう、こんな時に、どこに隠れてるんや? はよ出てきてやぁ」
「⋯⋯そ、それが、出れないケロ」
???
てやんでぇから帰ってきた返答は、予想外のものだった⋯⋯。
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「歴史ファンタジー」1000年以上に渡る壮大スト
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「天と魔」何かを巡って対立する勢力【バトル】
「犬猫」人間との関係は? 【愛情】
「欲望」全ての根源? 【煩悩】
「心境の映世 平華絢爛京」都 【豪華絢爛】
「天人、天女」【美少年、美少女】
色々な要素を含んでいる代わり種ファンタジー
ここに有り‼️
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