表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

35/49

好機到来!

《登場人物紹介》


【蓮ちゃん】 プロローグ編の主人公、この物語の 作者。

訳あってあらゆる時代を行き来している天女。

秘密多きピンク色のツインテールの少女。

旧知の友『鶴姫天』を助けに行く為、悪戦苦闘中。


【てやんでぇ】蓮ちゃんに無理やりに連れていかれ

た現在(平華絢爛314年)の天上界に住んでいるカエル。

人間の言葉が話せる「江戸っ子カエル」


【鶴姫天】 蓮花とは、天上界創世以来の旧知の友の天女。


【ねね】 天空の5兄弟の母親。ミアキスの獣天女。夫は、梅虎天。


【梅虎天】 大虎が獣天人になってからの姿。

天上界最強の『妙魂十二天』の一人。

天上界では、多方面に影響を与える重要人物。

ねねの夫であり、天空の5兄弟の父親。


紫芍(ししゃく)】 平華絢爛314年の天界に在籍している物静かな不思議な天女。


【霊獣】 タイムスリップできる亀似の霊獣。

『時空間破壊系タイムスリップ霊獣』


【知りたい魔】自慢したがる煩悩の魔





今がチャンス到来やわ!


てやんでぇが、耳くそ爆弾から、うちを庇ってくれてる内に、文書を書き換えて、紫芍を助ける!これが、うちの考えた名案だった。


そうしてうちは、着物の袖から、この世、あの世、 過去、現在、未来に一つしか存在しない『物語り原本』と天上界の幻獣の毛で作成された奇跡の筆『神筆』を取り出し、うち特有の神通力『作者特権』を早口で唱え始めた。


「うちは天上系ライター『蓮ちゃん』!あ~ら♪摩訶不思議な夢の物語りの入口へようこそ~♪ 今からうちが、その文章を書き換えて見せるんよ~♪この『神筆』の力によってね!

あの結果!あんな結末?が、みるみるうちに変わってしまう奇想天外!有示有終!焼肉定食~ピロロ~ン♪ ピロロ~ン♪」


レンは満面の笑みで、スキップしながら神筆を空に振るう。

そして、「えへっ」て舌をお茶目に出しながら、その星空の様な青い瞳からは、ウインクでお星様を散りばめ輝していた。


「先ずはね~♪ 消したい文章を上から重ね書きで✕✕✕✕✕ってするんよ~ 見ててね~♪

そして今回、消したい文章ってのはね~♪

これだぁーーー!」


『物語り原本』のページを、まるでルーレットの様に素早くめくって行き、徐々にスピードを緩めていく! そして、うちは、とあるページの所で、ピタッとその手を止めてん!


その文章とは、先程、紫芍が耳くそ爆弾に固められてしまったシーンの文章。


『 ぺちゃぺちゃぺちゃ·····。


知りたい魔の妖魔術は、無情にも紫芍にへばりつき、遂にはその姿が見えなくなるまでに、囲い固められてしまったのだった!』


「よぉぉぉし! ここやわー!今回はこの文章を消すんよ♪」

「これって改ざん? ちょっと人聞き悪いわねぇー! いやいやノーノー? これは捲土重来!希望の光!」


歌を歌いながら、楽しそうに『 ✕✕✕✕✕』と重ね書きしだしたレン。


その一筆書きの様な滑らかな流れる筆さばきで、✕を連筆するレンの動きに、ついつい見とれてしまっていた、てやんでぇだった。


「てやんでぇ!よそ見しないで、防御しなきゃ!あんたが頼りなんよ!」


「あっ!いけねぇ~ いけねぇ~ 蓮ちゃんの筆さばきがあまりにも滑らかで、流れる小川の様だったから、ついつい見とれてしまったケロ」

「うふふふ、まぁね♪」


うちは、忠告で我に帰って、耳くそ爆弾を防ぎに再び専念しだしてくれた、てやんでぇの姿を目視確認し微笑んだ。









【ページの一番下】に、【いいね】【ブックマーク】【ご感想】がございます。

いただけましたら光栄でございます。

「和風」和の美しさ✧︎*。【美】

「歴史ファンタジー」1000年以上に渡る壮大スト

ーリー 【歴史】

「天と魔」何かを巡って対立する勢力【バトル】

「犬猫」人間との関係は? 【愛情】

「欲望」全ての根源? 【煩悩】

「心境の映世 平華絢爛京」都 【豪華絢爛】

「天人、天女」【美少年、美少女】

色々な要素を含んでいる代わり種ファンタジー

ここに有り‼️


ご愛読お願いいたします(☆>ω<)

ブックマークしてね((( *´)` )チュッ♡


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
作者特権素晴らしい能力だ、書き換えちゃった! ここからですね(*^^*)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ