表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/49

芍薬(しゃくやく)の香り

《登場人物紹介》


【蓮ちゃん】 プロローグ編の主人公、この物語の 作者。

訳あってあらゆる時代を行き来している天女。

秘密多きピンク色のツインテールの少女。

旧知の友『鶴姫天』を助けに行く為、悪戦苦闘中。


【てやんでぇ】蓮ちゃんに無理やりに連れていかれ

た現在(平華絢爛314年)の天上界に住んでいるカエル。

人間の言葉が話せる「江戸っ子カエル」


【鶴姫天】 蓮花とは、天上界創世以来の旧知の友の天女。


【ねね】 天空の5兄弟の母親。ミアキスの獣天女。夫は、梅虎天。


【梅虎天】 大虎が獣天人になってからの姿。

天上界最強の『妙魂十二天』の一人。

天上界では、多方面に影響を与える重要人物。

ねねの夫であり、天空の5兄弟の父親。


紫芍(ししゃく)】 平華絢爛314年の天界に在籍している物静かな不思議な天女。





「きゅるるるる~♩」


!!!


あれ程までに、近づく者がいれば、直ぐさま、襲いかかって来そうなまでに威嚇していた亀似霊獣が、紫芍(ししゃく)が近づくなり、その警戒を解き放ち、なつきだしたではないか!


「な、なんでぇー?」

てやんでぇの頭の中は、???な状態。


しかも、周りは先程までは香らなかった、まるでバラのように、甘く華やかな香りが充満していたのだった。


「あ~♩ いい匂いケロ~ 気持ちいい~♩あ~」

ん? どうやら、てやんでぇが、その甘~い香りの誘惑に酔いしれちゃったみたい!

「迂闊だわ!てやんでぇ」

さてはこの香り、直接脳に作用し相手を酔わせる効果があるみたいやね。

「そ、そやけど、どっからなんやの?」


それを感知したうちは、その匂いを吸い込まない為に、息をずぅっと止めて、その香りの発生源を探したわ!


そして、うちは、遂にその原因を突き止めてやったんよ。


「紫芍だ!しかもあのでっかい頭の『芍薬(しゃくやく)』から発しているわ!しかもこの香りは、その匂いを嗅ぐと、たちまち癒され、リフレッシュさせる効果を持つ『神通力』だわ!だから霊獣も大人しくなったんやね!」


うぐぐぐぐっっっ

「プハーーーー!ゲホゲホ、ハァハァ」


ずっと息を止めていたレンは、その原因が自分達の害ではないと知るや否や、酸素を求めて、めーいっぱい! 息を吸い込んだ。

苦しさのあまりに涙目になっていたレンの瞳に、ぼやけた紫芍が映る。


「よし、よし♩ いい子だね。君は」

完全に紫芍の虜になってしまった霊獣は、気持ちよさそうに、頭を紫芍に擦り付ける。

そして、紫芍は、霊獣と話せるのか?

何やらヒソヒソ話をしていた。


そして、しばらくして、紫芍の口は開いてん。

「この子ね、連花様に呼び出されてから、長い間待たされたから、イライラしたんだって」 「う、うちのせいやったんかぁ~いい!」

反省した振りをしたレンであった⋯⋯。






【ページの一番下】に、【いいね】【ブックマーク】【ご感想】がございます。

いただけましたら光栄でございます。

「和風」和の美しさ✧︎*。【美】

「歴史ファンタジー」1000年以上に渡る壮大スト

ーリー 【歴史】

「天と魔」何かを巡って対立する勢力【バトル】

「犬猫」人間との関係は? 【愛情】

「欲望」全ての根源? 【煩悩】

「心境の映世 平華絢爛京」都 【豪華絢爛】

「天人、天女」【美少年、美少女】

色々な要素を含んでいる代わり種ファンタジー

ここに有り‼️


ご愛読お願いいたします(☆>ω<)

ブックマークしてね((( *´)` )チュッ♡


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
なんてこったい。 てやんでえっっ。 連チャンどうなる(*´︶`*)ノ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ