しょ、正気か!
《登場人物紹介》
【蓮ちゃん】 プロローグ編の主人公、この物語の 作者。
訳あってあらゆる時代を行き来している天女。
秘密多きピンク色のツインテールの少女。
旧知の友『鶴姫天』を助けに行く為、悪戦苦闘中。
【てやんでぇ】蓮ちゃんに無理やりに連れていかれ
た現在(平華絢爛314年)の天上界に住んでいるカエル。
人間の言葉が話せる「江戸っ子カエル」
【鶴姫天】 蓮花とは、天上界創世以来の旧知の友の天女。
【ねね】 天空の5兄弟の母親。ミアキスの獣天女。夫は、梅虎天。
【梅虎天】 大虎が獣天人になってからの姿。
天上界最強の『妙魂十二天』の一人。
天上界では、多方面に影響を与える重要人物。
ねねの夫であり、天空の5兄弟の父親。
【紫芍】 平華絢爛314年の天界に在籍している物静かな不思議な天女。
「お、おめぇー、正気かぁぁ?」
紫芍のその願いに、思わず本音が出てしまった、てやんでぇ。
「おいらは、この蓮ちゃんに、無理やり連れられてるけどよー。おめぇは、なんで自分から、過去なんかに行きたいでぇ?」
ん?なんか一言多いような、てやんでぇが気遣う。
「だって····· 今、この天上界から、大勢の天人達が、姿を消してるんでしょ? 天上界の危機なのに·····なんもしないなんて! だから·····私も何かのお役に立ちたいってオモッテ··········ダカラ··········ウン ソノー」
話始めには、口調に勢い強さがあった、紫芍の言葉だったが、話終わりにかけて、徐々に小さくなっていき、遂には最後は、聞き取れないくらいに自然消滅していった。
シーーーーン???
その場に暫しの沈黙が襲いかかる
レンとてやんでぇは、呆気にとられ、無言で突っ立った状態のままだった。
いつ、紫芍の話が終わったのか? 分からなかったレンとてやんでぇ。
それに気付いた紫芍が、焦り出す。
「はっ、ごめんなさい! 私、盗み聞きするつもりは無かったのですが、先程の蓮花様とねね様の会話が聞こえてしまって··········つい·····ソノーアノー」
またもや、紫芍の言葉は、徐々に自然消滅へと向かって行く。
赤と紫のコラボ髪を、それを否定しながら、左右に揺らしながら·····。
それを聞いたレンは、自慢の桃色のツインテールをかきあげて、満面の笑みで答える。
「ん? まあ~ええよ~♩ 細かい事は気にしなーいタチなのよ~うち♩ だから~一緒に、今から数千年前に行かない~? 紫芍」
そのやり取りを一部始終、暇そうに眺めていた、てやんでぇは、まるで、近所のコンビニにでも、行くような気軽さやなぁーと、感じたのだった。
「ケロ?」
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