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砲《ラキエータ》  作者: 鯛と琴
第一章
6/17

英雄伝説

かつて、人間は争っていた。


魔術を持たない人間は、欲望のままに争いを繰り返した。


三度目の大戦によって、空が破れ、これに太陽は激怒した。


太陽は地上を灼き、生き物は次々に死に絶えた。


それでも人間は争いをやめなかった。


過酷な環境を生き抜くために、人は争い続けた。


海はこれに呆れて、地上の多くを奪い去っていった。


既に人の世は終わろうとしていた。


そんな時、一人の英雄が現れた。


英雄は光の魔術を使い、太陽の怒りを鎮めた。


英雄は炎の魔術を使い、人々の争いを止めた。


英雄は雷の魔術を使い、生き物たちを守った。


そして、英雄は自らの魔術を人々に分け与えた。


魔術は、彼らの生活を豊かなものにした。


世界には喜びが満ち溢れ、争いが起こることは無くなった。


人間は、あらゆる物を分け合って暮らすようになった。


私たちは、その英雄の名を、ラキエータと呼ぶ。

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