1話 やって来ました!王都!
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<(_ _;)>
第1話です!楽しんで頂けたら嬉しいです!(*´∀`*)
門で身分証明を済ませ、王都へ足を踏み入れた
「アル兄…す、すごいね…」
「ああ、村とは大違いだな…」
俺たちの2人の前に広がっていたのは
見たことがないほど行き交う人の量、ルッタ村
だった祭りかと思うほど賑わう市場だった…
「来たんだな、王都」
「うん…お祭りみたい」
「ルナ、まずは宿を探そう、お金がないから
あんまりいい所はムリだけど」
「…っ…あっ、うん!」
(かわいい、、、おっと、俺がしっかりしなきゃな)
といっても、もちろん土地感もないので、いい宿なんて分からん…
買い物しつつ情報収集するか…
「あんちゃん、700ルタだ」
「ほい」
「ちょうどだな、まいどあり〜」
「なあ、おっちゃん」
「お?どうした」
「俺たち王都に来たばっかりなんだ、金はあんまりないんだか、おすすめの宿ないか?」
「それならダチがやってる【紅の満月亭】ってのがあるぜ、
安いし1人で王都に来た学生とか冒険者なんかがよく使う宿だ、あんちゃん達にはちょうどいいんじゃねーか?」
「そうだな、ありがとう行ってみるよ!」
「あぁ、またうちに買いに来いよ〜」
「もちろんだ、たすかった!」
それから必要なものを買って宿に向かった
「アル兄!あれじゃない【紅の満月亭】って」
「ああ、行ってみよう」
ーカランカラ〜ン
「いらっしゃいませー!」
(ん?女の子?)
「お兄ちゃん達、お客さん?」
「あー、こらこらサラ」
奥から父親らしき男が出てきた
「すいません、うちの娘なんです」
「あ、いえいえ」
「かわいいですね、、サラちゃんって言うの?」
「うん!パパのお手伝いしてるの!」
「えらいね〜」
「うん!!」
(ああ!どっちもかわいいな!)
「それで、宿に泊まりたいんですが…」
「はい、2人部屋か別部屋どちらにしますか?」
(…そうか、どうしたらいいのだろう)
「2人部屋で!」
「…ルナ、一緒でいいのか?」
「一緒がいいの!
お金もないんだし、節約しないと!」
なんて、良い子なんだ…
(一緒がいい? かわいすぎんだろ、おい!)
「アル兄?」
「…あ、いや、なんでもない
それじゃあ2人部屋で」
「はい!こちらの部屋をお使いください」
ーガチャ
「うん、悪くないじゃないか」
「じゃあ私こっちのベッド使うね」
「じゃあ俺はこっちな」
「あ、アル兄 明日入学だよね?学校の手続き大丈夫だった?」
「ああ、制服も貰ったしバッチリだ」
俺たちは明日から王都で1番でかい
《 王都バベル学園 》に通う事になってる、学園には
【普通学科、商業学科、冒険者学科、鍛冶師学科】
がある、
冒険者学科と鍛冶師学科ってのは
この世界には各地にダンジョンがあって
ほっとけばモンスターが出てきてしまう、それを防ぐ人材を育てるため、そしてその武器を造る職人を育てるために存在する学科だ。
そして、2人で話し合った結果、俺は冒険者学科、
ルナは普通科に入ることになった
「もういい時間だし、長旅で疲れてると思うから
明日に備えて、水浴びして寝よう」
「うん!おやすみアル兄」
「おやすみルナ」
ーー翌日ーー
「ここが俺達が通う学園か、でかいな」
「じゃあアル兄、普通科はあっちだからここで
バイバイだね、終わったら門で待ってるね」
「ああ、また後でなルナ」
(可愛かったなルナの制服姿…)
ーボスッ
「ゔ…わるい、ぶつかっちまった」
(って、でけぇなこいつ…)
「あ?ああ、気にすんな……ってお前その制服
冒険者学科のやつだろ?ここ鍛冶師学科だぞ?」
「え?ほんとだ
って、やべえ!!初日から遅刻じゃねーか」
「冒険者学科はあそこだ急げばまだ間に合うぞ!」
「おお、ありがとう! 名前聞いていいか?
俺はアルクレト=マクファーレン、
アルって呼んでくれ」
「オレはグリゴリー=コモッティ
よろしくな!アル」
「おう、よろしくなゴリ!
じゃあ、俺急いでるから、またな!」
「おい、てめぇ、ゴリって……行っちまったな…」
ーーガラガラッ
「おっ、ギリギリセー…」
「アウトだ、
まあいい早く座れアルクレト=マクファーレン」
「すみません…」
それから授業について説明を受けた
「…っと、最後にここは冒険者学科だ、自分の強さを図りたい奴、金の必要な奴、理由はなんでもいいが学園の許可がでればダンジョンに行くことが出来る。
行きたい奴は掲示板でパーティを探してみろ
まあ、説明はこのくらいだ、以上、解散」
(ダンジョン、ここで金稼がねーと暮らしていけないからな
でも、わざわざ命の危険もあるのにダンジョンに行ってくれるやつなんているかな?)
(とりあえず、掲示板行ってみるか…)
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次話はとうとうパーティメンバーとの出会います!